「用の図と地」Ⅳ 熊谷幸治|冨沢恭子|渡辺遼 三人展


「用の図と地」Ⅳ  熊谷幸治|冨沢恭子|渡辺遼 三人展
2016年7月16日 [土] – 8月1日[月] 11:00 – 19:00  7月19日, 26日 [火] 休
一枚の紙に描かれた図と地が、焦点の当て方次第で主従逆転し得る様に、物理的な補助を目的として作られた道具は、情緒的な関わりに於いて心に作用し、特定の用途を前提としていない造形物も、受け手の見立てにより機能をもたらしてくれると考えます。
両者は峡谷の両岸に置かれた対立する二極ではなく、一方は常に他方の性質を帯びつつ、同時に連続的な差異のグラデーションで繋がった地続きの関係といえるのではないでしょうか。
道具と造形物の関係性についての三者の考察の在り方を、是非御覧下さい。
熊谷幸治氏, 冨沢恭子氏, 渡辺遼氏 在廊日|7月16日