須田二郎展「木の器」


須田二郎展 「木の器 」
 
2016年11月26日[土] – 12月5日[月]   11:00 – 19:00|11月29日[火] 休み
今回で7度目となるOUTBOUNDでの展覧会に向け、須田二郎氏自身に言葉を寄せて頂きました。
 
「自分が器を作る時考えるのは早く作ることだけです。
作業上の無理や無駄をドンドン排除して行けば、最後には合理的な美しさが残るのだと思います。
作家性や自分らしさは必要ないと思います。
雑木林の木を活かし、自然の重要性を訴えるということから木の器を作り出したので、
より安価でより沢山作り多くのお客様に買っていただき、
森のことを思ってもらうと言う目標があり、その要求を形にすると言うことが仕事になってます。
今回癌になり手術を受け入院中に色々考えたわけですが、
何が一番世の中に伝えたいことなのか?と思いました。
結局それは思想があれば、現実を有りのままに受け入れて苦しむのではなく、
思想を形にして、理想を追い求めて行けるのだと言うことなのだと思います。」
 
一貫した姿勢で木を活かす事に注力する氏の姿を、是非ご覧下さい。
 
須田二郎氏 在廊予定日|11月26,27日
*今回は器の製作に専念して頂く為、カトラリーの出品予定はございません事をご容赦下さい。