渡部萌|「這って剥いで編む」

渡部萌個展 「這って剥いで編む」
2020年11月14日[土]-11月23日[月]|17日火休|11:00-19:00
1996年に東京のあきる野で生まれた渡部萌氏は、子供時代より体を動かす遊びが好きだったといいます。中学3年間をハンドボールに捧げた後、勘で決めた高校の彫刻コースで素材とぶつかる楽しさに触れ、美大進学と共に移り住んだ山形の地では、豊かな自然の恵みを生かしたものづくりに出会います。
山形を離れた現在も年2回ほど東北地方の山中に篭り、胡桃の樹皮やアケビの蔓などの素材を自ら採集し、東京の仕事場にて籠などの道具づくりに励んでいます。
彼女の仕事には、草木の野趣がもたらす逞しさだけでなく、素材の性質に素直に委ねるしなやかさも感じます。本展にて、その両義的ともいえる作品の魅力をお楽しみ頂けましたら幸いです。
渡部萌在廊予定 土日祝日の13時より, 平日の夕方より