「用の図と地」Ⅶ 熊谷幸治|冨沢恭子|渡辺遼 三人展

「用の図と地」Ⅶ  熊谷幸治|冨沢恭子|渡辺遼 三人展
2019年8月31日 [土] – 9月9日[月]| 11:00 – 19:00|9月3日[火] 休
物は、定められた用途の有無に関わらず、人の営みの物理的な領域において「道具」として機能し、情緒的な領域において「標具」として作用します。
一つの物は、「機能」をもたらす性質と「作用」を惹き起こす性質を二重に帯び、人の関わり方次第で主従逆転し得ると考えます。それはまるで、一枚の画布に描かれた「図」と、背景である「地」が、見る者の焦点の当て方によって反転するかの様です。
軽やかに二相を行き来する三名の作り手の仕事を、御覧頂けましたら幸いです。
熊谷幸治氏, 冨沢恭子氏, 渡辺遼氏 在廊日|8月31日