COSMIC WONDER Exhibition 墨と山原藍の静寂、たっつけの知恵と共に

COSMIC WONDER Exhibition
墨と山原藍の静寂、たっつけの知恵と共に
2021年5月22日[土] – 5月31日[月]|11:00 – 19:00|25日[火]休

古くから仕事着として着用されてきた「たっつけ袴」や「もんぺ」に込められた知恵を現代の日常着に落とし込んだ、COSMIC WONDER の「たっつけ」。

股下の正方形のマチの採用により脚部の可動領域が最大限に確保されたこの衣服と、同ブランドの定番製品である「巻きパンツ」や「巻きドレス」を揃えた展示会を開催いたします。

併せて、松煙と山原藍(琉球藍)で幾度にも染め重ねた、しんとした静けさが漂う墨藍の品々が登場します。
皆様に袖を通して頂けましたら幸いです。

以下、COSMIC WONDERによる説明の言葉より

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墨と山原藍について
松を燃やした煤の松煙と水により幽玄な深い色が生まれる墨染め。
カラアイを泥藍にし藍建てして現れる色は海と黄昏が重なる、琉球の山原藍。
古の琉球では、どこの家でもカラアイやトーアイを土間で藍建して暮らしのものを染めていたという。
墨染めや紅花などであらかじめ布を染め、藍を重ねる、深く心身に染みいる衣を古人は纏っていた。
松煙と山原藍(琉球藍)で幾度にも染め重ねました。清らかな保津川のある京都・亀岡で、40年以上藍染をされる吉川慶一氏による。
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