鮫島陽 個展「棒と丸」

 鮫島陽 個展「棒と丸」
2019年5月18日[土] – 5月31日[金] |11:00 – 19:00|21日,28日[火] 休み
 
鮫島陽さんの器を初めて目にしたのは、あるクラフトフェアの選考会の応募用紙でした。
小さな写真でしたが、その静かな佇まいの奥に作り手の運動神経を感じました。
 
会場で実際に器を手に取ってみると、印象通り轆轤は達者で、焼成も独特。
それから2年経過し、このたび東京での初個展を開催する運びとなりました。
 
これまでの歩みについて彼女から話を伺ったところ、子供時代はスキーの強化選手だったとのこと。
その時に培った、同じ姿勢で耐える筋肉の使い方が、轆轤仕事と重なると聞いて納得しました。
 
今回の展覧会では、棒状の花器と丸い蓋の壺を中心に、片口や舟、そして鉢や皿などが並びます。
走りながら跳ぶのは苦手でも、ひたすら走る事は向いているという彼女の仕事を、是非ご覧下さい。
 
 
鮫島陽 さめじま みなみ
1995年 長野県生まれ
2014年 自由の森学園 卒業
2017年 多治見陶磁器意匠研究所 卒業
現在、多治見市で制作。

samulo | jewelry exhibition

samulo | jewelry exhibition

2019年4月27日[土] – 2019年5月6日[月] |会期中無休|11:00 – 19:00|
 

東南アジアの山岳民族の装身具、インドの古代の銀貨、鍋などを溶かしたアフリカのアルミ製留具、紀元前に加工された出土品の石、砂漠の民が身につけていた護符、解いたロザリオの一部、等々、さまざまな土地の人々の記憶と痕跡を帯びた素材を組み合わせて生まれる、samulo のジュエリーの展示販売会を開催致します。

時代を超えて出会った要素の融合をどうぞお楽しみ下さい。
 

samulo 宮本和昌氏 在廊予定日 4/27,28,29

井藤昌志+IFUJI BOXMAKER “100の箱”

井藤昌志+IFUJI BOXMAKER  “100の箱”
2019年4月10日[水]– 4月22日[月]|11:00 – 19:00|16日[火]休み
長野県松本市にてLABORATORIO、そしてIFUJI BOXMAKERを主宰する木工家、井藤昌志氏の展覧会を開催致します。
「100の箱」と題した今回の展覧会では、様々な樹種、仕上げ、サイズのオーバルボックスを中心とした箱が登場致します。常設のサクラに加え、ナラ、キリ、カエデ、カエデ草木染め、サクラ三度黒、ミルクペイント等々、その表情も多様です。
併せて、折り畳みテーブルやタオルラック、木の食器類などの定番品もお求め頂けます。
皆様のお越しをお待ちしております。
井藤昌志氏 在廊予定日 10日

「COSMIC WONDERのたっつけもんぺパンツを穿く」展

「COSMIC WONDERのたっつけもんぺパンツを穿く」展

2019年3月30日(土) - 4月8日(月)|11:00 – 19:00|4月2日(火) 休み

古くから仕事着として着用されてきた「たっつけ袴」や「もんぺ」に込められた知恵を現代の日常着に落とし込んだ、COSMIC WONDER の「たっつけもんぺパンツ」を特集した展示販売会をOUTBOUNDにて開催致します。
股下の正方形のマチの採用により脚部の可動領域が最大限に確保された、この衣服の運動量を体感頂けましたら幸いです。

会期中は、同ブランドの定番製品である「巻きパンツ」や「巻きドレス」、そして「Celestial Aura」と題された、天空の星に思いを馳せた神話的かつ詩情あふれる今季のコレクションもご用意致します。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

COSMIC WONDER

1997年、 前田征紀を主宰として設立。

東京・南青山に「Center for COSMIC WONDER」を開設、活動と発表の拠点とする。

「精神に作用する波動」としての衣服、美術、書籍など多岐にわたる表現領域により展開。

2016年より京都・美山の重要伝統的建造物群保存地区の古民家と工場跡を製作スタジオにする。

2016年、COSMIC WONDERと工藝ぱんくす舎「お水え いわみのかみとみず」展(島根県立石見美術館)、

2017年8月「かみ」展(銀座・資生堂ギャラリー)、

2017年11月 特別展「COSMIC WONDER 充溢する光」(島根県立石見美術館)を開催。

 

COSMIC WONDER   http://www.cosmicwonder.com/ja/

「暮らしの装い」展 @ 城崎温泉 MMM

風情ある木造3階建ての旅館が立ち並ぶ、兵庫県豊岡市の城崎温泉。今年オープンしたばかりの新名所「MMM」にて、Roundabout / OUTBOUNDの店主 小林和人が、暮らしに情趣を添える品々を展示販売する出張展を行います。

 花  平井かずみ

茶寮 十葵

 開催日時 |

4月12日(金)17:00-20:00

4月13日(土)10:00-18:00

4月14日(日)10:00-17:00

会場 | MMM   兵庫県豊岡市城崎町湯島537

関連企画 |

4/13 十葵 茶寮(10:00-16:30 予約不要)

4/14 平井かずみ workshop(13:00-15:00 三木屋にて/予約制)

期間中、福井守 × 平井かずみ × 山本康平 コラボレーション作品の展示販売をいたします。

※ 4/13 福井守さん在廊予定

4/14 「暮らしの装い」展   平井かずみ workshop

掛装花
– 季節を束ねる-

植物とのかかわりは、暮らしに彩りと瑞々しさを与えてくれます。季節の植物を束ね、春の訪れを祝う「掛装花」と名付けた壁飾りをつくります。
日時:4/14(日) 13:00-15:00
定員:15名
会費:8,000円(花材・十葵のお茶とお菓子付き)
場所 : 三木屋(城崎温泉)兵庫県豊岡市城崎町湯島487

お申込みは、お名前、携帯電話番号をご記入の上lesson@ikanika.comまでメールにてご連絡ください。

谷由起子さん 帰国報告会「ラオスでのこれまで、栗駒でのこれから」

谷由起子さん  帰国報告会 「ラオスでのこれまで、栗駒でのこれから」
ラオス北部のルアンナムターという土地に、20年近くのあいだ岩海苔の様にへばり付き、レンテン、黒タイ、カム、といった少数民族の人々と手仕事の布製品作りに取り組んできた谷由起子さん。
急速な環境の変化とともに手仕事の継続が困難になるなか、ねばり強く地道な物作りを継続してきました。しかし、遂に昨年、自ら立ち上げた現地法人H.P.E.を閉鎖し、帰国。現在は宮城県栗原市栗駒の陣ヶ森窯に軸足を移し、新たな道を歩み始めたばかりです。
そんな谷さんに、ラオスでのこれまで、そして栗駒でのこれからについてお話し頂きます。一緒にご登場くださるのは、陣ヶ森窯にて原初的な魅力溢れる焼き物作りを続ける鈴木照雄さん。お二人のお話を通して、手仕事について一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
お話:谷由起子さん、鈴木照雄さん
日時:4月5日(金) 19:00 – 21:00(開場18:30 -)
参加費:2000円+お飲み物のご注文
定員:80名
場所:キチム 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-7  吉祥ビルB1
お申込先:
お蔭様で定員を大幅に超える皆様よりお申し込みを頂きましたので、受付を終了致します。
ご予約を有難うございます。
 
鈴木 照雄さん ~陣ヶ森窯ブログ~ https://blog.goo.ne.jp/jingamori

タラブックスの本づくりの裏側を覗く – アルムガムさんにお話を伺う –


『太陽と月』第二刷刊行記念 お話会
タラブックスの本づくりの裏側を覗く
– アルムガムさんにお話を伺う –
話し手
C.アルムガムさん(AMMスクリーンズ代表)
通訳
齋藤名穂さん(建築家 デザイナー|タラブックス刊『TRAVELS THROUGH SOUTH INDIAN KITCHENS』著者)
聞き手
田村実さん(タムラ堂 代表)
日時
2019年3月12日 19:00-21:00(18:30 開場)
場所
OUTBOUND
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-7-4-101
参加費/1500円 定員/30名
お申込先/(受付を終了しました)
C.アルムガムさん プロフィール

C. Arumugam

タラブックスの制作部門の責任者
印刷・製本工房AMMスクリーンズ代表

南インド、カラペットの農家に生まれ、チェンナイの学校で音楽や演劇、政治を学ぶ。劇場で働いた後、友人たちと立ち上げた印刷工房への名刺印刷の依頼をきっかけに、ギータ・ウォルフ氏と知り合う。タラブックスの最初のハンドメイド絵本『はらぺこライオン』(1995年)からシルクスクリーン印刷を担当。それを機にタラブックスの印刷製本工房、AMMスクリーンズを設立。タラブックスの出版物すべての製作を指揮している。3人で始まった工房も、現在は26人の大所帯。この人の力なくしてタラブックスのハンドメイド絵本は成り立たないというくらい重要な存在。通称「ミスターA」。

協力:タムラ堂

「ガベ|GABBEH」と呼ばれる絨毯 – Old & New Collection by Gallery ONO –

「ガベ|GABBEH」と呼ばれる絨毯   – Old & New Collection by Gallery ONO –
2019年2月23日[土]- 3月4日[月]|11:00 – 19:00|2月26日[火]休み

 岡山にて36年間、オリエントの絨毯と古美術を商い続けるGallery ONOの小野善平さん。

小野さんが蒐める「ガベ|GABBEH」の展示販売を、OUTBOUNDにて開催致します。


昨秋、小林さんとガベ展打ち合わせの折り、2009年3月に僕が送ったラブレターをお見せ下さいました。まぁビックリ。まさかお持ち頂いていたとは。あれから10年、「願い続ければ、夢は叶う」ものですね。

Gallery ONO 小野善平さんより


南イランの遊牧民や村人たちの手による、素朴な力強さと同時代的な感性が織り交ざった絨毯の豊かな風合いを、是非お確かめ下さい。

小野善平さん在廊予定日:2月23日
Gallery ONO 便り https://ameblo.jp/zempei/
 

「Forest shoemaker」

「Forest shoemaker」
2019年1月30日 [水] – 2019年2月18 [月]|11:00 – 19:00|2月5日,12日[火]休み|
長野県北安曇郡の工房にて、装具学に影響を受けた靴作りに取り組む松下宏樹さんと彩さんによる、フォレストシューメーカーの展示受注会を開催致します。
履き始めよりしなやかさを味わえる、イタリア バダラッシ・カルロ社の革「プエブロ」に、二つの新色が加わりました。
紺碧の海の様な「ネイビー」と、渋みのある緑から、徐々に深い茶に変化していく「グリージオ」。どちらも独特な経年変化をお楽しみ頂けます。
会期中は、既にご愛用頂いておりますフォレストの靴の修理、調整等のご相談も承っております。
皆様のご来場をお待ちしております。
在廊予定日|松下宏樹さん 2, 3,9, 10, 11日|松下彩さん 9, 10, 11日
http://www.forestshoes.com/
*今回の展示期間中に御注文頂きました靴のお渡し時期は、2019年8月以降を予定しております。

第6回「作用」展 会期延長のお知らせ

現在開催中の展覧会 第6回「作用」展の会期を、1月21[月]まで延長致します。

引き続き、皆様のお越しをお待ちしております。

第6回「作用」展

開催中 – 2019年1月21[月]まで開催|11:00 – 19:00| 1月15日 [火]休み

参加作家

東 亨 伊藤 敦子 井藤 昌志 柏木 圭 金森 正起 木下 宝 熊谷 幸治

須田 二郎 谷口 聡子 冨沢 恭子 森田 春菜 ハタノ ワタル 芳賀 龍一

林 志保 廣谷 ゆかり 福井 守 藤崎 均 藤村 亮太 ますみ えりこ

増満 兼太郎 安永 正臣 山崎 大造 横内 みえ 渡辺 隆之 渡部 萌 渡辺 遼

臨時営業と年末年始のお知らせ / Year-end and New Year Holiday

臨時営業日と年末年始のお休みにつきまして、下記の通りお知らせ致します。

臨時営業  2018年12月25日(火)*振替のお休みはございません。

Every Tuesday is a regular holiday, but we will open specially on 25th December.

冬期休業  2018年12月31日(月) – 2019年1月4日(金)

Our year-end and new year holidays are from 31th December  – 4th January.

本年も皆様には大変お世話になりました。

来年も変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い致します。

RoundaboutOUTBOUND 店主

MITTAN在庫状況 2018.12.24

 
MITTAN在庫状況 2019.1.6
詳細は0422-27-7720までお問い合わせ下さい。

品番 ブランド・アイテム カラー サイズ 在庫数 税別価格
CT-01WO 半纏コート 薄々灰 2 1 ¥46,000
毛100% 薄々灰 3 1 ¥46,000
濃紺 1 1 ¥46,000
 CT-01WO  半纏コート  1  1  ¥46,000
 毛82% カシミヤ3% ナイロン15%
CT-06WO 半纏ロングコート 薄々灰 3 1 ¥55,000
毛100%
CT-01CA なめらか半纏コート 2 1 ¥50,000
毛60% カシミヤ30% ナイロン10%
KN-02 腹巻なしセーター 薄灰 1 1 ¥22,000
毛100 黒杢 1 2 ¥22,000
JS-01 ウールスムースジャケット 黒  5cmカット希望 1 1 ¥23,000
毛100 黒  5cmカット希望 2 1 ¥23,000
黒  5cmカット希望 3 2 ¥23,000
JK-03C OCガラ紡ロングジャケット 草木染め 1 1 ¥59,000
綿55/絹45 2 1 ¥59,000
SH-27 大麻シャツ 2 1 ¥19,000
大麻100
SH-27C 大麻シャツ 草木染め 松煙 2 1 ¥23,000
藍×胡桃 2 2 ¥23,000
SH-03 カディシャツ 1 1 ¥19,000
2 2 ¥19,000
SH-03C カディシャツ 草木染め 3 1 ¥19,000
SH-03CH カディシャツ 草木染め  補強 藍×胡桃 1 1 ¥25,000
SC-27 ナーシシルクストール 1 ¥11,000
絹100
GL-01 絹紬糸手袋 緑杢 2 ¥3,500
絹100
BA-03C レイヤードバッグ 中 草木染め 胡桃 1 ¥23,000
綿100
KNA-01 手甲 黒杢 2 ¥9,500

第6回「作用」展

第6回「作用」展

2018年12月19日 [水] – 2019年1月14 [月]|11:00 – 19:00|定休日 1月8日 [火]

*1月21日 [月]まで会期延長致します。

臨時営業 12月25日 [火] |年末年始休業 12月31日 – 1月4日

在るもの、移ろうさま、それらの織りなしがもたらす、鎮まりと昂ぶり。

さまざまな存在、現象、および環境による、情緒的な反応を引き起こす働きである

「作用」に焦点を当てた展覧会を開催致します。

具体的な機能を付与する「道具」に対して、

本展に於いて「標具(ひょうぐ)」と呼ぶ抽象的な造形物を通じ、

「作用」について考察を深める場となりましたら幸いです。

参加作家

東 亨 伊藤 敦子 井藤 昌志 柏木 圭 金森 正起 木下 宝 熊谷 幸治

須田 二郎 谷口 聡子 冨沢 恭子 森田 春菜 ハタノ ワタル 芳賀 龍一

林 志保 廣谷 ゆかり 福井 守 藤崎 均 藤村 亮太 ますみ えりこ

増満 兼太郎 安永 正臣 山崎 大造 横内 みえ 渡辺 隆之 渡部 萌 渡辺 遼

Maki Textile Studio | ganga「暮らしを紡ぐ」

Maki Textile Studio | ganga「暮らしを紡ぐ」                                               Photo: Chiaki Maki
2018年12月1日[土] – 12月10日[月] | 11:00 – 19:00 | 4日 [火] 休
北インドのganga工房より、土地の自然の恵みを活かした品が届きました。
原毛色のヒマラヤウールのラグ、かけ布、腰巻き、パンツ、フード付のコート等々。
草木染めも、蘇芳の赤、茜のオレンジ、ラックのピンク、福木や夜香木、マリーゴールドの黄色、ログウッドの紫、そしてganga工房で育った藍の色まで、その色調の豊かさに目を奪われます。
ほかにも、手紡ぎピュアパシミナのマフラー、ウールや麻、ヤク、シルクといった様々な素材を合わせたストールなど、暮らしと装いの布の手触りと暖かさを、是非お確かめ下さい。
 
関連企画「インド東北部 山岳少数民族 カーシの村を訪ねる 」田中ぱるばさんによるお話会
日時/12月5日(水)20:00 ­- 21:30  参加費/1000円 定員/20名
お申込先/OUTBOUND  0422­-27-­7720 reservationwindow◎gmail.com ◎→@

須田二郎展 「木の器 」

須田二郎展 「木の器 」
2018年11月21日[水] – 11月26日[月] |11:00 – 19:00|会期中無休
今年で9回目となるOUTBOUNDでの展覧会に向け、須田二郎氏に言葉を寄せて頂きました。
「ギャラリーに立ってお客様を見ていますと、木のうつわは自分が作り上げた時には既にどのお客様のもとに行くのか決まっている気がするのです。それが決まるのは、もしかしたらもっと前のことで、木が切られてしまった時かも知れないですし、自分が短く切り車に積み込む時なのかも知れません。或いは、もっともっと昔の話で、種が林床に落ちた時には定められていたのかも知れません。」
「大きな太い木からしかサラダボールは作れません。大きな太い木は、風に梢を揺らしサラサラと音を立てます。森の風の音、葉ずれの音、土の香り、空気の色、梢を通して見る空の輝き、生命の気配。そう言った自分の好きなもの、形のないもの、感じるものを伝えること、伝わるようなうつわを作ることが、自分の安心と言うことであり、仕事であるのだろうと思うのです。」
森の木を活かす事に注力する氏の姿と仕事を、是非ご覧下さい。
須田二郎氏 在廊予定日|11月21,23.24.25日