『工芸 青花』7号 掲載と取り扱いのお知らせ

 

工芸と骨董と建築を軸とした内容を扱い、新潮社より年三冊刊行される『工芸 青花』の7号がOUTBOUNDに入荷しました。
今号の「生活工芸と作用」という特集にて、OUTBOUND 店主 小林とギャラリーSU 店主の山内彩子さんとの対談、そして両者が紹介する各5名の作家についてのコメントが収録されています。
OUTBOUNDでの取扱い作家として 熊谷幸治、冨沢恭子、渡辺遼、東亨、井藤昌志の5名について書かせて頂きました。
是非、店頭にてお手に取ってご覧ください。
『工芸 青花』7号
販売価格 12,960円(税込)
■2017年2月25日刊
■A4判 麻布張り上製本 見返し和紙(楮紙) カラー224頁
■手織リネンの古布(ウクライナ)を貼付したページあり
■限定1000部


■目次
1 ロベール・クートラスをめぐる断章群
・花壇に眠る人 堀江敏幸
2 川瀬敏郎 シンをいける
・「しん」の花道史 井上治
・一元的な花 川瀬敏郎
・川瀬敏郎の花 井上治
3 生活工芸と作用
・生活工芸のこれまでとこれから 安藤雅信
・自力と他力 赤木明登
・対談 作用とはなにか 小林和人+山内彩子
・作家紹介1 小林和人
・作家紹介2 山内彩子
4 うつわのはじまり
・秀衡椀 赤木明登
5 秦秀雄と私
・李朝のぐい飲ほか 秦笑一
・柳宗悦と秦秀雄  月森俊文
・秦秀雄小伝  片柳草生
・秦さんに教わったこと 松井信義
・美の使徒 青井義夫
・「珍堂」先生の目線 杉本理
・秋草の線 勝見充男
・香炉を杯とすること 小澤實
・我無き後に 秦秀雄の日記と遺書 秦笑一
世界の布
精華抄
 https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=164
 
 
 
 
 
 
 
 

samulo | jewelry exhibition


samulo | jewelry exhibition
2017年2月8日[水] – 2017年2月20日[月] |14日休み|11:00 – 19:00|
数世紀前の交易の場から人々の手を渡っていった古いガラス玉、アトラス山脈の砂漠の民が護符として身に付けていた紀元前の銀貨、太古の時代の装飾品でもあった筋瑪瑙、等々、さまざまな土地の歴史の痕跡が擦り込まれた素材を再編集して生まれる、samulo のジュエリーの展覧会を開催致します。
国や時代を超えて出会った要素の融合をどうぞお楽しみ下さい。
 
samulo 宮本和昌氏 在廊予定日 2/11,12
 
 
 
 

OUTBOUNDでの演奏会のお知らせ 新村 隆慶 × 鈴木庸聖



バイオリン奏者の新村 隆慶さんのCD “scenes” [ 2016 guillemets layout studio ] の発売を記念して、OUTBOUNDにて演奏会を開催いたします。
“scenes” 発売記念ライブ OUTBOUND|吉祥寺
出演:
新村 隆慶|ヴァイオリン  https://soundcloud.com/user-654950188
鈴木庸聖|アコースティックギター  http://yousei.makibisi.net/
日時:2017年1月14日[土]   開場 20:30|開演 21:00
料金:1,500円
 


年末年始のお休みのお知らせ

年末年始のお休みにつきまして、下記の通りお知らせ致します。

冬期休業   2016年12月31日(土) – 2017年1月5日(木)

今年も皆様には大変お世話になりました。

来年も変わらぬ御愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

OUTBOUND 店主

第4回「作用」展

第4回 「作用」展

塊状の容れ物であり、充満した余白であり、刹那の標本である様な、

「目に見えない抽象的な作用」をもたらし得る造形物の展覧会を開催致します。

参加作家

東 亨 伊藤 敦子 井藤 昌志 柏木 圭 金森 正起

木下 宝 熊谷 幸治 須田 二郎 冨沢 恭子

森田 春菜 ハタノ ワタル 芳賀 龍一 廣谷 ゆかり 福井 守

増満 兼太郎 安永 正臣 横内 みえ 渡辺 隆之 渡辺 遼

2016年12月21日 [水] – 2017年1月16 [月]|11:00 – 19:00|
年末年始休業 12月31日 – 1月5日 定休日 12月27日、1月10日

会場:OUTBOUND 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-7-4-101

 一部の作家の作品は、以下の展覧会にて巡回展示される予定です。

『工芸 青花』7号 [新潮社]  関連企画「生活工芸と作用」展

2017年1月18日 [水] – 2017年2月15 [月]

会場:la kagu 東京都新宿区矢来町67

 1月18日 トークイベント [入場無料]

15:00−16:00 安藤雅信+山本忠臣

16:30−17:30 小林和人+山内彩子

Maki Textile Studio | ganga「暮らしを紡ぐ」


Maki Textile Studio | ganga「暮らしを紡ぐ」
2016年12月10日[土] – 12月19日[月] | 11:00 – 19:00 | 13日 [火] 休
北インドのヒマラヤの麓の地での新工房完成を目前に控えた真木千秋さんに、
今年の取り組みついてお話を伺いました。

ここデラドンに製作の拠点を移してから手紡ぎヒマラヤウールの力強さに惹かれる様になりました。
それだけで織り上げるととっても暖かい、そしてしっかりとした布になります。
このヒマラヤウールにさらにメリノウールを交ぜて、ガーゼのように糸と糸の間を空けて織り上げ、
端をフェルト化して仕上げすることで、ふくふくと呼ばれる布が出来上がります。
この布はヒマラヤウールの弾力とメリノウールの軽やかさを併せ持った、
ふっくらとした表情と暖かさが特徴です。
糸のなりたい形をめざした布づくりを心掛けています。

かけ布、腰巻、ケープベスト、プルオーバー、チュニック、マント、マフラー、大判ブランケット、
シルクストール他、
ganga+MAKI TEXTILE STUDIOによる様々な生活の布と衣のバリエーションを是非ご覧下さい。

須田二郎展「木の器」


須田二郎展 「木の器 」
 
2016年11月26日[土] – 12月5日[月]   11:00 – 19:00|11月29日[火] 休み
今回で7度目となるOUTBOUNDでの展覧会に向け、須田二郎氏自身に言葉を寄せて頂きました。
 
「自分が器を作る時考えるのは早く作ることだけです。
作業上の無理や無駄をドンドン排除して行けば、最後には合理的な美しさが残るのだと思います。
作家性や自分らしさは必要ないと思います。
雑木林の木を活かし、自然の重要性を訴えるということから木の器を作り出したので、
より安価でより沢山作り多くのお客様に買っていただき、
森のことを思ってもらうと言う目標があり、その要求を形にすると言うことが仕事になってます。
今回癌になり手術を受け入院中に色々考えたわけですが、
何が一番世の中に伝えたいことなのか?と思いました。
結局それは思想があれば、現実を有りのままに受け入れて苦しむのではなく、
思想を形にして、理想を追い求めて行けるのだと言うことなのだと思います。」
 
一貫した姿勢で木を活かす事に注力する氏の姿を、是非ご覧下さい。
 
須田二郎氏 在廊予定日|11月26,27日
*今回は器の製作に専念して頂く為、カトラリーの出品予定はございません事をご容赦下さい。
 
 
 
 

白田のカシミヤ × OUTBOUND ダブルネーム セーターのご案内


白田のカシミヤ × OUTBOUND ダブルネーム セーターのご案内
今年も白田のカシミヤと OUTBOUNDのダブルネームの丸首セーターが入荷しております。
白田のカシミヤの定番の丸首セーターをベースに、身幅やアームホールの幅をややタイトに、
リブを少し長めに調整して生産して頂いております。
昨年と一昨年にご好評頂きましたコーヒービーンとダークネイビーの2色を、
36,38,40の3サイズにて展開しております。
こちらの品物は、OUTBOUNDだけではなく、代々木上原の姉妹店 Roundaboutにも
在庫がございます。是非、店頭にて手に取ってご覧ください。
 
白田のカシミヤ × OUTBOUND ダブルネーム セーター
color: coffee bean, dark navy
size: 36  38   ¥36,000+tax
size: 40   ¥40,000+tax
 
 
 
 
 
 

白田のカシミヤ


白田のカシミヤ 2 0 1 6 年 1 1 月 2 日 [ 水 ] ― 1 1 月 1 4 日 [ 月 ]|11:00 – 19:00 | 8日[火]休

 

横編機やリンキング機といった電力を必要としない手動の機械のみで、
編み立てから縫製までの工程を行う、宮城のニット工房 「 白 田 の カ シ ミ ヤ 」の
製 品 展 示 販 売 会 を 開 催 致 し ま す 。
 
昨 年 もご 好 評 を 頂 い た O U T B O U N D と の 共 同 企 画 に よる セ ー タ ー の
コーヒービーン色とダークネイビー色を、今 年 は 首 ま わりに 調 整 を 加 え た 新 型 として
再 生 産 致 しました 。
 
人の手の速度で編み立てられた カシミヤの肌触りを、是非お確かめ下さい。
 

白田孝氏在店日|11月2,3日
 

白田のカシミヤ   http://shirata-cashmere.jp 


柏木圭|柏木千繪 展


柏木圭|柏木千繪  展 2016年10月22日[土] – 10月31日[月] |25日 休み|11:00 ~ 19:00|
 
東京で生まれ、若き日には現代美術に傾倒、
20代の終わり頃に家具の修復等を通じて木工の世界に入り、
現在は長野県美麻で製作を続ける柏木圭氏。
 
幼少期に物作りを志し、パリでの子供時代を経て大学で彫刻を学んだ後、
故 池本忠義氏に師事、今年より長野県の下諏訪から美麻に轆轤場を移し、
圭氏と共に白磁と染め付け、新たに灰釉の仕事に取り組む柏木千繪氏。
 
公私共に歩みを進める彼ら二人の姿を、是非ご覧下さい。
 
柏木圭氏 柏木千繪氏 在廊予定日|22日,23日
 
表面写真:高床式厨子|柏木圭 作  卵箱|柏木千繪 作
 
 
 

辻野剛 + fresco  “dusk & haze” 


辻野剛 + fresco  “dusk & haze” 2016年9月24日[土] ­- 10月3日[月] 11:00 ­- 19:00 | 9月27日 [火] 休
大阪府和泉市にて吹きガラスの仕事に携わる辻野剛氏と、彼が主宰する工房「fresco」の展覧会を開催致します。
5度目となる今回は、製品にならなかったガラスを再生したリサイクルガラスの新色や、発掘品をイメージした新作の“scavo”シリーズのランプシェードやグラス類に加え、反復的に生産を続けるfrescoのプロダクト群も数多く登場致します。
夕暮れ時の薄暗がりや朝靄を思わせる辻野氏のガラスの色調を、是非お楽しみください。
辻野剛氏在廊予定日 : 9月24日|25日 夕刻まで
 
 
 
 
 
 

辻和美+factory zoomer “red”

 

辻和美+factory zoomer  “red”
2016年8月17日[水] – 8月29日[月]|11:00 – 19:00|23日[火]
 
情熱、生命の始まり、権力の象徴、魔除け、禁忌の印…。
我々の身体の内部を循環する色でありながら、どこか非日常を連想させる、「赤」。
この「赤」を主題に据え、OUTBOUNDにて6年振りとなる辻和美+factory zoomerの展覧会を開催致します。
会期中は、様々なトーンの赤いガラス作品と、辻和美さんが選んだ赤い物、OUTBOUNDが選んだ赤い物が並びます。
夏の盛り、多種多様な在り方の赤を是非ご覧下さい。
 
辻和美さん在廊予定日|8月17日

「用の図と地」Ⅳ 熊谷幸治|冨沢恭子|渡辺遼 三人展


「用の図と地」Ⅳ  熊谷幸治|冨沢恭子|渡辺遼 三人展
2016年7月16日 [土] – 8月1日[月] 11:00 – 19:00  7月19日, 26日 [火] 休
一枚の紙に描かれた図と地が、焦点の当て方次第で主従逆転し得る様に、物理的な補助を目的として作られた道具は、情緒的な関わりに於いて心に作用し、特定の用途を前提としていない造形物も、受け手の見立てにより機能をもたらしてくれると考えます。
両者は峡谷の両岸に置かれた対立する二極ではなく、一方は常に他方の性質を帯びつつ、同時に連続的な差異のグラデーションで繋がった地続きの関係といえるのではないでしょうか。
道具と造形物の関係性についての三者の考察の在り方を、是非御覧下さい。
熊谷幸治氏, 冨沢恭子氏, 渡辺遼氏 在廊日|7月16日
 
 
 

福井 守 作品展



福井守 作品展
 
2016年6月25日[土] – 7月15日[金] |11:00 – 19:00|6月28日,7月5日,12日 休み
 
プロダクトデザインの分野から転身し、現在は兵庫県篠山にて彫刻作品を制作する福井守さんの初個展を開催いたします。山深い森の中で見つけた倒木や、間引かれた木、燃料として焼べられる筈だった薪、流木など、様々な偶然を経て出会った素材の表情に導かれる様にして生まれた造形を、是非御覧下さい。
 
福井守さん在廊予定日 6月25日,26日

「夜の木」第5刷の入荷とシルクスクリーン作品展のお知らせ


『夜の木』シャーム/バーイー/ウルヴェーティ 青木恵都 訳
シルクスクリーン作品展 2016年4月27日 水- 5月12日 木 | 11:00 – 19:00 | 会期中無休
絵本『夜の木』の第5刷の出荷を記念し、シルクスクリーン作品の展示を行います。この『夜の木』は、2008年のボローニャ・ブックフェアでラガッツィ賞 (ニューホライズン部門)を受賞した、インドのゴンド民族出身の3人の画家による絵本 “ The Night Life of Trees” の日本語版として2012年7月17日、タムラ堂より出版されました。原書同様、南インドに位置するチェンナイ郊外の工房にて、綿やジュートを原料とした手漉きの紙にシルクスクリーン印刷され、一点づつ職人の手によって製本されています。
製版以降のほぼ全ての行程が手仕事によってなされている工芸品の様な絵本とも言えます。
会期中は『夜の木』第5刷と共に、原書発行元であるインドのターラー出版社が選んだ6種のシルクスクリーン作品と、同出版社より2014年に発表された絵本 “ Creation” の日本語版『世界のはじまり』、そして同絵本の5つの場面のシルクスクリーン作品を展示販売致します。古材を用いた額はMOBLEY WORKSの鰤岡力也さんが製作致しました。
豊かな神話的世界を背景としたゴンドの人々の想像力の広がりを、是非ご覧下さい。
タムラ堂 http://www.tamura-do.com/
Tara Books http://www.tarabooks.com/
原書の制作風景  http://www.youtube.com/watch?v=om6i3enGZ8c