2016/4/17 17:00
ラウンダバウト移転先のお知らせ
入居ビルの取り壊しに伴う退去後も行く末が定まらず、流浪の日用品店となりつつあったラウンダバウトですが、この度ようやく移転先が決まりました。
場所は、代々木上原駅より井の頭通りを渡った住宅街の入り口付近に位置するマンションの半地下です。ゆとりのある天井高と、建物の外観からは想像がつかないコンクリ剥き出しの躯体の荒々しさがもたらす高揚感が決め手となりました。
当 初、吉祥寺の近辺を中心に移転先探しをして進めておりましたが、残念ながら予算内では希望の広さと立地の物件に出会う事が出来ませんでした。とはいえ一方 で、かつてのラウンダバウトの物件との出会いがいかに幸運だったかを痛感し、あのビルで過ごした17年近くの日々の有り難さを再認識する事となりました。
実 は、昨年の秋には西荻窪の駅近くに広さのある日当たり良好な物件を見つけ、早々に申し込みを済ませておりました。しかしながら、ビル建替えまでの間の短期 入居というのは貸す側にとって好まれないのか、結局は後で申し込んだ他の方に決まってしまいました。その後も暫くは吉祥寺から離れすぎない場所に拘ってい たものの、以前までの店舗の雰囲気に勝る空間には出会えず、いつしか物件探しは混迷の様相を呈して参りました。
ある時、物件探しの方針を「近隣で短期」から「都内全域で長期」へと転換してみたところ、ようやく道が開け始め、その後も紆余曲折はありつつも最終的に本物件に落ち着いた次第です。
個 人的には、結婚して初めて暮らし始めたのが隣駅の東北沢だった事もあり、少し歩けば馴染みのある景色にも触れる事が出来、また近辺には友人や知人が予想以 上に多い事も徐々に分かってきました。吉祥寺との距離感も程よく、代々木上原という結果は、思えば最良の着地だったのではないかと思っています。
先月賃貸契約を終え、内装工事はまさに始まったばかりです。窓や出入口は合板で塞がれたままという、不法占拠さながらの状態ではありますが、1日も早い再開を目指し、4月22日、つまり今週の金曜日の12時より営業を始める事に致しました。
諸々の工事は5月末頃には終了する見込みですので、お早めに足を運んで頂けましたら、今しかない現在進行形のラウンダバウトを御覧になれるかもしれません。
新しい空間にて、再び皆様とお会い出来る事を心待ちにしております。
2016年 4月 Roundabout / OUTBOUND 店主 小林 和人
Roundabout ラウンダバウト
住所:東京都渋谷区上原3-7-12 B1
電話:03-6407-8892
営業時間:12:00~20:00
定休日:火曜
・4月22日から24日の3日間は、お飲物を御用意してお待ちしております。
お誘い合わせの上、ぜひ皆様で遊びにいらして下さい。
・OUTBOUNDは引き続き、吉祥寺にて営業を続けております。
2016/4/1 12:00
MAROBAYA 「衣服と布製品」 2016年4月9日[土] – 4月18日[月] 11:00 – 19:00 12日[火]休み
彼らの作る衣服において、流行りや気分といった要素は極めて希薄といえるかもしれません。
むしろ、人が何かに出会った時の認識の順序や、その先にどうやって関係性が結ばれていくのかという過程への興味が活動の動機となっている様に思うことがあります。
とはいえ、実際に手で触れ、袖を通してみると、物としての良さが前提にあるということを感じて頂けるかと思います。
皆様のご来場をお待ちしております。
OUTBOUND店主 小林 和人
2016/1/31 12:00
平素より当店を御愛顧頂き、誠に有難うございます。
ビルの建て替えに伴い、姉妹店のRoundaboutは2月に移転する事となりました。店内にて掲示しておりましたお知らせには1月末日までの通常営業と記載しておりましたが、2月1日から3日まで、お客様に店内にて自由に撮影して頂ける3日間に致します。
店内撮影解放期間中の営業時間
2月1日[月] 12:00 – 20:00
2月2日[火] 12:00 – 20:00
2月3日[水] 12:00 – 19:00
Roundaboutは何処に引っ越すのか?
仰天とともに呆れられる事を覚悟で申し上げますと、実はまだ確定しておりません。
紆余曲折、二転三転の末、ただいま最終局面を迎えつつもどう転ぶか判らない状況ですが、着地点が定まり次第お知らせ致します。
新しいビルが建った後は、諸条件の折り合いが付いて入居が叶うのであれば、再び創業の地で商売を続ける事を希望しております。今回の移転先の店舗は、その後も継続して運営する事を考えております。となると結果的にOUTBOUNDを含めた三店舗体制となってしまいますが、質を落とさずに慎重に進めて参りたいと思います。
Roundaboutは2月3日19時をもちまして一時的にお休みをする事になりますが、2月から3月にかけて、以下の場にて皆様にお目にかかる機会がございます。
Roundabout +花屋 hibi
吉祥寺の花屋hibiさんにて、Roundaboutの出張展を開催致します。
期間:2月5日から3月31日まで 12時 – 20時 火曜休
場所:花屋 hibi
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-16-13-3F
Roundabout 出張展(タイトル・内容未定)
銀座の森岡書店にて急遽、出張展を開催する事となりました。
期間:2月16日から2月21日まで 13時 – 20時 会期中無休
場所:森岡書店銀座店
住所:東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル1F
OUTBOUNDは変わらず営業を続けておりますので、引き続きご来店をお待ちしております。
皆様にはご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解賜ります様、宜しくお願い申し上げます。
Roundabout / OUTBOUND 店主 小林 和人
2015/12/25 10:00
年末年始の営業につきまして、下記の通りお知らせ致します。
冬期休業 2014年12月29日(火) – 2015年1月5日(火)
今年も残すところ、あと僅かとなりました。
一日一日を有意義なものにしていきたいと思います。
新年は1月6日より営業致します。
2016年もどうぞ宜しくお願い致します。
Roundabout 店主
2015/12/5 12:00
写真撮影:真木千秋
Maki Textile Studio | ganga「暮らしを紡ぐ」
2015 年 12月12日[土]―12月21日[月] | 11:00 – 19:00 |15日 [火] 休
北インドのヒマラヤの麓、デラドンでは、新しい工房の建設が佳境を迎えています。
「美しい黄色が出るハーシンガーの花、木藍の生葉、工房の敷地で育てた木綿。色々な染料や繊維の素となる植物の採取と収穫、養蚕の為の畑作り…、などなど、ますます半工半農の暮らしに近づいています。すべて自給にするのは難しいとは思いますが、できるだけ自分たちがひとつひとつに関わりながら制作をしていきたいと考えています。糸にして、織ること。つくることに携わるすべてのスタッフが驚きに目を輝かせ、素材の命を感じて作っていけることは幸せなことだと思っています」と真木千秋さん。
ganga+Maki Textile Studioの新たな取り組みを、是非ご覧下さい。
真木千秋さん Rakeshさん 在廊予定日 21日
2015/11/15 10:00
須田二郎展 「木の器 」
2015年11月21日[土] – 11月30日[月] 11:00 – 19:00|24日[火] 休み
主に宅地造成の為に伐採され、重機で山の斜面から降ろされた雑木林の木々。
切られた木々に新たな価値を与えるべく、西八王子の工房にて木の器づくりに取り組む須田二郎さんの展覧会を開催致します。
樫や楢、山桜などの大小様々な鉢や皿、花器に加え、昨年頃より取り組み始めた新しいタイプの丸型のボウルも、今回は数多く登場致します。
皆様のご来場をお待ちしております。
須田二郎氏 在廊予定日|21日は終日、22,23,28,29日 は夕刻より
2015/11/1 10:00
白田のカシミヤ 2015年11月4日 [水] – 11月16日 [月] |11:00 – 19:00|10日 [火] 休み|
横編機やリンキング機といった電力を必要としない手動の機械のみで、編み立てから
縫製までの工程を行う、宮城のニット工房「白田のカシミヤ」の展覧会を開催致します。
白田のカシミヤ定番品の他、OUTBOUNDとの共同企画の丸首セーターの新色も登場致します。
人の手の速度で編み立てられたカシミヤの肌触りを、是非お確かめ下さい。
2015/10/13 10:00
COSMIC WONDER 「かみのひかりのあわ 紙衣」展
2015年10月21日[水] − 11月2日[月]|11:00 – 19:00|27日[火] 休み
−
COSMIC WONDERによる、手漉き和紙を用いた紙衣と、
天然素材や伝統的な技法を取り入れた衣服の展示と販売を致します。
「紙衣の手漉き和紙は、原料となる楮や三椏などの木の刈り取りから、樹皮を剥ぐ作業、楮へぐり、煮る、晒、ちり取り、打解など多くの行程作業を経、紙漉をして完成する。紙衣の和紙はこんにゃく糊で加工を施し強度を持たせ、きものを仕立てるように裁断し縫製する」
COSMIC WONDERによる製品概要文より
この冬、奈良の山間のアトリエから、京都美山の山里へと拠点を移すCOSMIC WONDER、
自然との共生に軸足を置いた彼らの物づくりを、多くの皆様にご覧頂けます事を願っております。
−
1997年、現代美術作家・前田征紀を主宰に設立したCOSMIC WONDER。
「精神に作用する波動」としての美術作品、服、印刷物の発行など多岐にわたる表現領域により、国際的な活動を行う。2015年晩冬より、京都・美山の重要伝統的建造物群保存地区に拠点を移行し制作を展開する。
COSMIC WONDER http://www.cosmicwonder.com/ja/
2015/10/5 18:00
『世界のはじまり』出版記念 シルクスクリーン作品展
2015年10月10日[土] – 10月19日[月]|11:00 – 19:00|13日[火] 休み
質の高い優れた絵本で知られるインドの出版社、Tara Booksより2014年に発表された『Creation』の日本語版として、『世界のはじまり』がタムラ堂より出版されました。
作者であるバッジュ・シャーム氏は、かつて中央インドの森の中で暮らしを営んでいたゴンド民族のアーティストであり、彼らが受け継いできた口承文学を絵画として表す事に長けた存在として、その名を広く知られています。『夜の木(原題:THE NIGHT LIFE OF TREES)』の中で彼が描いた印象的な三つの場面を覚えている方も少なくないかもしれません。
文はTara Booksのギーター・ヴォルフ氏が、日本語訳は青木恵都氏がそれぞれ手掛けています。
OUTBOUNDでは、『世界のはじまり』の出版を記念して、この絵本の先行販売と、同書に登場する五つの場面の大判シルクスクリーン作品(額装:MOBLEY WORKS)の展示販売を致します。
皆様にご覧頂ける事を願っております。
タムラ堂 http://www.tamura-do.com/
MOBLEY WORKS http://www.mobley-works.com/
2015/9/27 07:00
モノトヒト 90 days shop「機能と作用」 2015年10月2日[金] – 2016年1月3日[日]
この度、RoundaboutとOUTBOUNDの要素を凝縮した90日間の期間限定店舗が、金沢の「モノトヒト」に登場いたします。
「モノトヒト」とは、その名の通り「物と人」との関わりについての思索と実践の場であると捉えています。
この数年、「物」と「人」との関わりにおける「用」とは何であろうかという事について、日々思いを巡らせて参りました。
物は人の存在なくしては物にすぎません。
そこに人の関わりがあってこそ、物に用が息づくのだと考えます。
この「用」は、ともすれば「目に見える具体的な機能」、
つまり、ある目的の遂行を物理的に補助する働きのみで語られる場合が多い様な印象を受けます。
しかしながら「用」には、もう一つの側面である「目に見えない抽象的な作用」、
言いかえるとすれば、その存在自体が、観る者や触れる者の心、置かれる場に豊かさや価値をもたらす、そういった役割も存在するのではないでしょうか。
それはまるで、図と地の関係に似ているかもしれません。
一枚の画布に描かれた図と背景である 地が、鑑賞者の焦点の当て かた次第で反転し得る様に、
一つの物における「機能」と「作用」も、そのどちらが顕在化するかは、使い手が何を求めるかという事に委ねられているのではないかと強く思います。
まさに「物と人」との関わりこそが、その物の振る舞いを決定づけるという事に他ならないのではないでしょうか。
物づくりと歴史的に深い関わりを持つ金沢の地で、皆様にお会いできる事を楽しみにしております。
Roundabout / OUTBOUND 店主 小林和人
第一部
2015年10月2日[ 金] – 11月8日[日]
Roundabout “具体的な機能”
ステンレスのバット、琺瑯のボウル、耐熱ガラスのジャグ、
磁器の業務用食器といった、衣食住にまつわる簡潔で実用性に富んだ道具類を展示販売致します。2011年に刊行された『あたらしい日用品』 にて紹介された品物も多数登場する予定です。
第二部
2015年11月10日[火] – 12月13日[日]
OUTBOUND “抽象的な作用”
特定の用途を前提としているかどうかに関わらず、その存在によって受け手/使い手の精神に微細な変化を生じさせ得る多様な品々を通じ、モノトヒトの空間を設えます。
第三部
2015年12月15日[火] – 2016年1月3日 [日]
「用の図と地」“Tool-Object Duality” 熊谷幸治|冨沢恭子|渡辺遼 三人展
器と器でない物、鞄と鞄でない物、或いは広く道具と造形物、
二相隔て無く物作りに取り組む三者が描き出す「用」の在り方をご覧下さい。
関連トークイベント
「物と人との関わり、物の振る舞い」 熊谷幸治 × 小林和人
日時:12月19日[土] 15:00 – 17:00
場所:金沢クラフトビジネス創造機構 レクチャールーム
石川県金沢市香林坊2-4-30
香林坊ラモーダ8F
定員:各50名(申込み先着順)
参加料:無料
ご予約:金沢クラフトビジネス創造機構
TEL:076-265-5107/FAX:076-265-5108
E-mail:info@kanazawacraft.jp
メールの件名に「トークイベント参加申込」とご記載の上、お名前、ご連絡先をお送り下さい。尚、複数名で参加をご希望の方は、代表者の方のご連絡先と、参加者全員のお名前をご記載下さい。
モノトヒト
住所:〒920-0962 石川県金沢市広坂1丁目2-20
TEL:076-255-0086
営業時間:11:00 – 18:00
休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、年末年始 12月28日 – 1月1日
http://www.seikatsu-kogei.com/shop/shop.html
2015/9/23 20:00
「おへそ的、買い物のすすめ」展 2015年9月23日[水]-9月29日[火]
様々な人々の多用なライフスタイルを紹介するムック『暮らしのおへそ』の創刊10周年を記念して、日本橋三越本店の吹き抜けのホールにて「おへそ展」が開催されます。
私も同誌14号にて取り上げて頂いたご縁で、RoundaboutとOUTBOUNDの品物を携え、一週間だけ出店させて頂きます。
会場にて皆様とお会い出来ましたら嬉しいです。
会期:2015年9月23日[水]-9月29日[火]
会場:日本橋三越本店 本館1階 中央ホール
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
お問合せ:新館4階 ライフスタイル
TEL 03-3274-1626(直通)
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/event/ohesoten/index.html
2015/9/15 17:05
“IDÉEと小林和人が選ぶクラフト” 展
2015.9.18 fri – 10.12 mon
イデーショップ自由が丘店では9月18日(金)よりIDÉE CRAFTS第一弾の企画展として、“イデーと小林和人が選ぶクラフト”展を開催します。
近年イデーのカタログのスタイリングも手掛ける『
Roundabout/OUTBOUND』の小林和人氏と協同で、スタイルやジャンル、新旧や有名無名に捉われずに「異なるものの組合せ」の面白さを体現するアイテムを提案いたします。
−
IDÉE CRAFTS・・・様々なクラフトを月替わりでフィーチャーするコーナーが自由が丘店に1Fに誕生。時代や場所、国に関係なく、即興的な組み合わせにより響き合うことができる余白を持ったものたちを、手の痕跡、上質、ユニーク、外しの美学、偏愛といったキーワードを元にIDÉE独自の視点で編集し提案。半年に一度、若手作家を紹介する『CRAFTS WEEK』も開催予定。IDÉE CRAFTSでは作家の紹介だけでなく、IDÉEのもの差しで編集したテーマによる企画や地域文化の紹介なども行う予定です。
−
小林和人プロフィール・・・『Roundabout/OUTBOUND』店主。1999年に吉祥寺で国内外の生活用品を扱う店『Roundabout』を、2008年に『OUTBOUND』をオープン。両店舗の商品セレクトとディスプレイ、年数回開催される展覧会の企画を手掛ける。著書に『あたらしい日用品』がある。
http://roundabout.to http://outbound.to
□開催記念トークショー 「クラフトとヒップスター」
日時=9月18日(金)19:00-20:00 会場=イデーショップ 自由が丘店 3F
出演=小林和人(Roundabout/OUTBOUND)×森岡督行(森岡書店)×森本直樹(IDÉE AD)
進行=伊東史子(デザインマネジメント/IDÉEアドバイザー)
*詳細な情報やご予約については、ウェブサイトをご覧ください。 www.idee.co.jp
Shop Info.
イデーショップ 自由が丘店
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-16-29
tel.03-5701-7555 www.idee.co.jp open.11:30-20:00(土日祝11:00-20:00)
2015/9/1 00:00
山崎大造 竹籠展「生きている竹」
2015年9月5日[土] – 9月14日[月] 11:00 – 19:00|8日[火] 休み
高知県南国市に暮らし、自然の理に沿う時機を見極め
自らの手で伐採し、生のまま捌いた土地の竹を用いて
籠や笊を作る、山崎大造氏の展覧会を開催致します。
山中での放浪生活を経て独学で竹籠作りを始めた氏は、
別府の訓練校で基礎を学んだ後、再び地元高知に戻り
日々竹と向き合い、製作に励んで参りました。
2014年度の日本民藝館展では、初出品した生簀籠が
日本民藝館賞を受賞しました。
今回の個展では、精緻さと柔軟性に富む真竹に加え、
野趣と堅牢性を備えた孟宗竹を用いた品も多く登場します。
店主 小林が高知で撮影した、山崎氏の竹切り、ひご作り、
そして籠を編み上げる迄の様子の映像も併せてご覧下さい。
山崎大造氏 在廊予定日 5日・6日
2015/8/30 00:00
「機能と作用」展 |2015年9月12 [土] – 9月27日[日] |11:00 – 20:00| 51% [五割一分] 2F store
日々の暮らしの中で私たちを取り巻く物の「用」とは何でしょうか。
ある特定の目的を実現する為に必要な条件を整える「目に見える具体的な機能」、
そして、観る者、触れる者の精神、またはその物の置かれる環境に豊かさや価値をもたらす
「目に見えない抽象的な作用」。
物は、常にこの二つの働きの胚子を宿し、使い手との関わり方により、時に機能し、
時に作用すると考えます。
この度、富山県富山市の五割一分にて、簡潔で実用性に富んだ日用品の展示販売と、
形状や肌理、風合いそのものを味わう余白を孕む品々による設えの提案を通し、
「機能と作用」についての考えをお伝えしたいと思います。
多くの皆様にご覧頂ける事を願っています。
Roundabout / OUTBOUND 店主 小林 和人
【小林和人によるトークイベント】
日 時:9月11日 [金] 19:00より 定員50名|予約制|無料
会 場:51% [五割一分] 2F store 富山県富山市磯部町3-8-6
ご予約・お問い合わせ
電話 076.491.5151
E-mail okita@5wari1bu.jp