IFUJI展 “100 Boxes”
2021年4年29日[木] – 5月10日[月]|11:00 – 19:00| 5月4日[火]休み
長野県松本市を拠点とする木工家の井藤昌志氏が主宰する、“IFUJI”の木製品の展示販売会を開催いたします。
今回も昨年に引き続き、オーバルボックスの様々なバリエーションを軸に据えた内容を予定しております。
併せて3本足スツールやタオルラックなど、定番の家具類もご覧いただけます。
IFUJI展 “100 Boxes”
2021/4/22 17:00
沖原紗耶 竹のカトラリー展 – 上田裕之の鉄とともに –
2021/3/24 17:00
沖原紗耶 竹のカトラリー展 -上田裕之の鉄とともに-
2021年4月3日 [土] – 4月12 [月]|11:00 – 19:00|6日[火]休み
山梨県の里山にて半自給の暮らしを営み、自ら伐採した竹を活かした製作に取り組む、沖原紗耶氏のカトラリーの展示販売会を開催いたします。
スプーンやフォーク、バターナイフ、箸といった定番品から、素材の個性に触発された一点ものの杓子まで、表情豊かな道具が揃います。
会期中は、沖原氏の伴侶である上田裕之氏による鍛造の包丁やフライパンの受注も承ります。
生活と製作が地続きの環境から生まれる、二人の仕事をご覧頂けましたら幸いです。
沖原紗耶氏在廊予定:3日
MITTAN “なお着続ける服”
2021/3/16 13:00
MITTAN “なお着続ける服”
2021年3月20日[土]– 3月28日[日]|11:00 – 19:00|23日[火]休み
ブランド設立以来、定番品を継続的に生産する姿勢と、経年後の表情を見据えた素材選び、そして自社製品の修繕や染め直しなどを通し、愛着とともに長く着続けられる衣服のあり方を追求する、三谷武氏によるMITTANの製品をOUTBOUNDにて展示販売致します。
今回は、大麻や竹繊維といった清涼感と速乾性に優れた素材を中心に、夏を涼しく過ごすための装いの品が数多く登場する予定です。
皆様に袖を通して頂けましたら幸いです。
*会期中はForestshoemakerの靴も全ての型をご試着いただけます。
Forest shoemaker
2021/3/1 12:00
Forest shoemaker
前期|2021年3月6日 [土] – 3月15 [月]|11:00 – 19:00|9日[火]休み
後期|2021年3月20日 [土] – 3月28 [日]|11:00 – 19:00|23日[火]休み
長野県北安曇野郡を拠点に、装具学に影響を受けた靴作りに取り組む松下宏樹さんと彩さんによる、フォレストシューメーカーの展示受注会を開催致します。昨年新たに登場した、しなやかな履き心地の柔らかなスリッポンタイプの“y shoes”は、気負わず履ける軽やかさが魅力です。高い装着感により足を支えるという従来のフォレストの靴作りの考え方に新たな広がりをもたらすこの一足を、是非お試しください。
*今回、松下さんには長野のアトリエにて製作に専念して頂き、フィッティングは弊店スタッフが感染対策を講じながら対応いたします。
*y shoesの女性用木型のサンプル靴は22cm~25cm、男性用木型のサンプル靴は25cm~28.5cmまでご用意いたします。
*本受注会期間中に御注文頂きました靴のお渡し時期は、2021年11月から2022年3月頃を予定しております。
*後期日程はMITTAN展と同時開催いたしますが、後期も全ての型をご試着いただけます。
飛松灯器 飛松弘隆展
2021/1/25 10:00
飛松灯器 飛松弘隆展
2021年2月11日[木祝]- 3月1日[月]|11:00 – 19:00|2月16日[火]は休み,23日[火祝]は営業
物づくりと暮らしが隣り合う東京の下町にて、磁器の透光性を生かした照明づくりを展開する、飛松弘隆氏による飛松灯器の展覧会を開催いたします。
石膏型に泥漿を鋳込む成形方法を主軸としながらも、そこに産業的な効率性と再現性の両立を必ずしも求めないという姿勢は、飛松氏の立ち位置の特徴を表しているといえます。製品として確立されている照明の製作においては、自ら課した精度の高さゆえに歩留まり率が半分を切る場合もあるかと思えば、実験的な余地が残されている器作りでは、石膏型を轆轤で成形する際のガイドの板が彼にとっての「原型」であるとし、それ以降の工程で発生するノイズが生む製品の個体差は、むしろ好意的に受容しているかの様に映ります。
今回の展覧会では、照明は定番のシリーズの全てを網羅した28種類が、そして器は本展の為に企画されたカップが3種類登場します。併せて、店主の小林が撮影した飛松氏の工房での製作風景の映像も展示いたします。
1人の作り手の中における、2つの鋳込みの仕事の対比をご覧頂けましたら幸いです。
飛松弘隆氏 在廊予定 2月11,13,20,27日
CALICO &MAKU 東西インドの織りと染めを巡る旅
2021/1/23 00:00
CALICO & MAKU 東西インドの織りと染めを巡る旅
2021年1月30日[土]- 2月7日[日]|11:00 – 19:00|2日[火]休み
インド各地に息づく伝統技術や装束への敬意を基に、現代の生活に沿う布製品の継続的生産を展開する、小林史恵氏によるCALICO : the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS の衣服や生活の布、そして、彼女が協働するSantanu Das氏によるMAKUの装いの品の展示販売の会を行います。
今回はmakuの秋冬のコレクション、LIVING BLUEのカンタキルト、Sufiyan Ismail Khatriによるアジュラック、Vankar Vishram Valjiの工房(在本彌生さんによる写真は同工房の織り手)で織られたマルワリシープウールのショールやベッドカバー、コート、そしてCALICOからはカディデニムやシルクジャガードのタックパンツや定番のサスペンダーワイドパンツ、ソニドレスの新色やラバーリーバッグなど色々と充実した内容となりそうです。皆さま、どうぞお楽しみに。
第8回「作用」展
2020/12/15 10:00
Maki Textile Studio | ganga「暮らしを紡ぐ」
2020/11/30 10:00
Maki Textile Studio | ganga「暮らしを紡ぐ」
2020年12月5日[土] – 12月14日[月] | 11:00 – 19:00 |8日 [火] 休
北インドのganga maki工房より、真木千秋さんからお便りが届きました。
「この十年、ここヒマラヤの麓で出会った素材や、その背景にある暮らしの知恵に学びながら、工房でもいろいろな繊維素材の収穫、糸づくりができるようになりました。残り少なくなった遊牧羊の黒毛と白毛を糸にして織り合わせ、切った裂をまたつなぎ合わせたり、最後の最後の裂は撚って織り合わせたりして、世界に一枚のいろいろな布をつくりました」
今回の展覧会にて初めて登場する「つなぎ布」は、刈り取りから糸作り、そして織りまで全ての工程が手作業で行われているヒマラヤウールの貴重な素材を無駄にしたくないという考えから生まれた、一点ごとに異なる組み合わせの接ぎ合わせの布です。
他にも、定番のかけ布、腰巻き、ケープやパンツ、そしてウール以外にもシルクや麻、ヤク、パシュミナといった様々な素材を合わせたストールなど、暮らしと装いの布が色々と登場致します。
自然の恵みがもたらす暖かさを、是非お確かめ下さい。
会期中は下記のアドレスにてオンライン展も開催致します。
https://mendicus.com/
渡部萌|「這って剥いで編む」
2020/11/9 12:00
渡部萌個展 「這って剥いで編む」
2020年11月14日[土]-11月23日[月]|17日火休|11:00-19:00
1996年に東京のあきる野で生まれた渡部萌氏は、子供時代より体を動かす遊びが好きだったといいます。中学3年間をハンドボールに捧げた後、勘で決めた高校の彫刻コースで素材とぶつかる楽しさに触れ、美大進学と共に移り住んだ山形の地では、豊かな自然の恵みを生かしたものづくりに出会います。
山形を離れた現在も年2回ほど東北地方の山中に篭り、胡桃の樹皮やアケビの蔓などの素材を自ら採集し、東京の仕事場にて籠などの道具づくりに励んでいます。
彼女の仕事には、草木の野趣がもたらす逞しさだけでなく、素材の性質に素直に委ねるしなやかさも感じます。本展にて、その両義的ともいえる作品の魅力をお楽しみ頂けましたら幸いです。
渡部萌在廊予定 土日祝日の13時より, 平日の夕方より
MITTAN “なお着続ける服”
2020/10/10 19:00
MITTAN “なお着続ける服”
2020年10月24日[土]– 11月9日[月]|11:00 – 19:00|10月27日,11月3日[火]休み
ブランド設立以来、定番品を継続的に生産する姿勢と、経年後の表情を見据えた素材選び、そして自社製品の修繕や染め直しなどを通し、愛着とともに長く着続けられる衣服のあり方を追求する、三谷武氏によるMITTANの製品を展示販売致します。
今回は、新たに登場したOCガラ紡コートを始め、半纏ロングコートやウールリバーコート、三重織綿絹毛織ジャケット、そしてウールタートルセーターといった、暖かな冬を迎える為の品が数多く登場する予定です。
皆様に袖を通して頂けましたら幸いです。
*MITTANの製品は弊店オンラインストアでも販売しております。
– https://mendicus.com/
『夜の木』第9刷発売記念 大判シルクスクリーン作品展
18:00
『夜の木』第9刷発売記念 大判シルクスクリーン作品展
2020年10月16日[金] – 10月18日[日] | 11:00 – 19:00 |
絵本『夜の木』の第9刷の発売を記念し、大判シルクスクリーン作品展を開催致します。
『夜の木』は、南インドのチェンナイにある出版社Tara Booksより刊行され、2008年のボローニャ・ブックフェアでラガッツィ賞(ニューホライズン部門)を受賞したゴンド民族出身の3人の画家による絵本 “The Night Life of Trees” の日本語版として、2012年7月17日にタムラ堂より出版されました。
原書同様、チェンナイの工房にて、綿やジュートを原料とした 手漉きの紙にシルクスクリーン印刷され、一点づつ職人の手によって製本されています。製版以降のほぼ全ての行程が手仕事によってなされている工芸品の様な 絵本とも言えます。
会期中は『夜の木』と『世界のはじまり』の大判のシルクスクリーン作品を展示販売致します。端正な印象の額はMOBLEY WORKSの鰤岡力也さんが製作致しました。
皆様のご来場をお待ちしております。
『夜の木』第9刷
シャーム/バーイー/ウルヴェーティ 青木恵都 訳
35cm×23cm上製 40p 定価 3,200+税 発行 タムラ堂
タムラ堂 http://www.tamura-do.com/
Tara Books http://www.tarabooks.com/
原書の制作風景 http://www.youtube.com/watch?v=om6i3enGZ8c
鮫島陽|「食膳具」
2020/9/23 16:00
鮫島陽|「食膳具」
2020年10月2日 [金] – 2020年10月12日 [月]
|11:00 – 19:00|6日火休
昨年、器作りを学んだ岐阜県多治見市を離れ、愛知県豊明市へと生活と製作の場を移し、現在は新たな環境の下で作陶に取り組む鮫島陽氏。
緊張感と、どこかにおおらかさが共存する形、そして炭化焼成により現れる偶然の景色は、彼女がつくる器の大きな特徴といえるかもしれません。
今回の展覧会では、その佇まいだけではなく、実際に料理を盛る食器としての魅力に焦点を当てた内容を予定しております。
新作の汁鉢をはじめ、リム皿やサラダボウル、片口や急須、塩壺など、500点近くの器が並ぶ景色を、是非ご覧下さい。
鮫島陽氏在廊予定|12日 [月]
*10月4日[日]11時より、 https://mendicus.com/ にて一部作品を展示販売いたします。
*Casa BRUTUS のウェブマガジンに鮫島氏のインタビューが掲載されています。
https://casabrutus.com/design/
冨沢恭子 個展「土着的洗練」
2020/9/12 18:00
冨沢恭子 個展「土着的洗練」
2020年9月21日 [月祝] – 2020年9月27日 [日]
|11:00 – 19:00|会期中無休
関東近郊で育ち、多感な頃をメキシコで過ごした冨沢恭子氏は、美大時代に古道具屋で出会った酒袋に衝撃を受けます。以来、染め重ねるごとに布を強くし、顔つきを逞しく変える柿渋染めの世界に引き込まれ、その魅力を道具と道具でないもの両面から伝え続けています。
彼女の道具の側面を代表するかばんづくりは、韓国の市場での生地選びから始まります。東京のアトリエにて、4度の染め重ねを経て枇杷色の砂岩の様に姿を変えた布の表情を追いながら手で裂き、型紙なしで縫い立ち上げていきます。極めて独自かつ感覚的なやり方ゆえ、出来上がったかばんは遠くからでも一目で判る独特なおおらかさを醸しています
一方、道具でないものの象徴といえる、さまざまな季節に染めた端切れを寄せた接ぎ合わせの布は、夏に染めた濃い色と冬に染めた淡い色合いが隣り合う、陽射しの見本帖とも形容し得る重層的な引力に満ちています
どちらの製作 / 制作も冨沢氏の仕事を語る上で欠かせない重要なものに違いありません。しかし、その一番の核は、柿渋の染液に浸した布を絞り、陽に晒し、風を通すことの繰り返しそのものではないでしょうか。
OUTBOUNDにて10年に渡り仕事を紹介し続けている冨沢氏の初となる個展。その風景に触れて頂けましたら幸いです。
冨沢恭子氏 在廊予定日 21,22日 他
*上記以外の在廊のタイミングにつきましては、冨沢氏のインスタグラム https://www.instagram.com/tomizawakyoko/ をご覧いただけましたら幸いです。
*かばんは好評につき完売いたしました。
第三回「装身具」展 + TALK TO ME new collection
2020/8/28 17:00
第三回「装身具」展 + TALK TO ME new collection
2020年9月5日 [土] – 2020年9月19 [土]まで一部会期延長|11:00 – 19:00|8,15日 [火] 休み
古代より人々が身に付けてきた装身具。本能的な装飾欲求を満たす目的に加え、災厄の侵入を防ぐ結界として、或いは身分や帰属集団を表す記号、時には個人的な想いを運ぶ容れ物として、時代と共に様々な意味合いを帯びながら人類の歴史に密接に関わってきたこの存在を、改めて捉え直す展覧会を行います。
今回は、現代における人間と衣服の関係を問う、池邉祥子服飾研究室による「TALK TO ME」の新作既製服の受注会も併せて開催致します。
どちらも身体に纏うものであり、情緒的な領域に大きな働きをもたらす装身具と衣服、その共通項と相違点を考える機会となりましたら幸いです。
参加作家
伊藤敦子 https://www.instagram.com/itoatsuko_/
ますみえりこ https://www.instagram.com/kusanoito/
丸山聡子 https://www.instagram.com/maruyamasatoko_yoki/
横内みえ https://www.instagram.com/yoco_mie/
新作展示受注会
TALK TO ME [池邉祥子服飾研究室] https://www.instagram.com/ttmbysicl/