“tribe” 真夏のトライバルラグ

“tribe” 真夏のトライバルラグ

2023年7月29日 [土] – 8月7日 [月]|11:00 – 19:00|8月1日[火]休み

猛暑日が頻発する真夏の武蔵野にて、“tribe”の榊龍昭さんが蒐集する、敷物と袋物の展覧会を開催いたします。

トルクメンやバルーチ、タイマニといった西・中央アジアの遊牧民の人々によるラグの他、バーリシト(運搬や収納、クッションを兼ねた長方形の袋)やサドルバッグ等の小ぶりな袋物やその表皮が数多く登場します。

今回は、1990年代に榊さんがインドネシアで入手し、時を経て手元に舞い戻った絣布も十数点ほど並びます。

風土も技術も異なるそれぞれの染織文化の対比を、是非ご覧下さい。

下記リンクのオンラインストアにて、展示販売中の品物をご覧いただけます。

石川硝子工藝舎 石川昌浩|抑して朗らかに吹く

石川硝子工藝舎 石川昌浩|抑して朗らかに吹く
2023年7月15日[土] – 7月24日[月]|11:00 – 19:00|18日[火]休

岡山県早島町にて石川硝子工藝舎を主宰する、石川昌浩氏の展覧会を開催いたします。

こと硝子においては、余計な事を極力控え、定番の型も卸し先も絞り、日々窯に向かって研鑽を積む質朴な工人である一方、いざ硝子以外となると、途端に余計とも思える事に心血を注ぐ好奇心の男と成る。

氏の中における堅実さと軽やかさの同居は、ともすれば相反する矛盾した態度として解釈される事もあるかもしれません。

しかし、山の多様な生態系が川を通じて海に滋養を与える様に、種々の試みや遊びは、硝子の仕事に養分として溶け込み、奥行きとなって現れているのではないでしょうか。

今回は定番以外にも、鉄パイプの内径を利用したG1.6シリーズや、そこから派生した特注の鉢、そして八角段重など、1000点を超える品々が並びます。

そのゆったりとした量感と伸びやかな造形に触れて頂けましたら幸いです。

石川昌浩氏在廊予定|15日

studio fujino exhibition

studio fujino exhibition

2023年7月1日[土] -7月10日[月]|11:00-19:00|4日火曜休|

特注家具の分野で基礎を学んだのち渡伊、ミラノでデザイナー作品のプロトタイプ製作に携わり、帰国後は神奈川県相模原市の藤野にて幅広く木工の仕事に取り組む、studio fujinoの藤崎均さんの展覧会を開催いたします。

今回は、様々な樹種の輪花の木皿をはじめ、定番のカッティングボード、そして新作の丸深皿や楕円皿といったテーブルウェアを中心に、コンパクトな飾り棚や、端材と錫を合わせた幾何形体などの抽象的な品も登場いたします。皆様にご覧頂けましたら幸いです。

藤崎均氏在廊予定 1,2日

CALICO & MAKU 東西インドの織りと染めを巡る旅

「CALICO & MAKU 東西インドの織りと染めを巡る旅」

2023年6月7日[水] -6月26日[月]|11:00-19:00|13,20日火曜休|小林史恵氏在廊予定 7日

インド各地に息づく伝統技術や装束への敬意を基に、現代の生活に沿う布製品の継続的生産を展開する、小林史恵氏によるCALICO : the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS の衣服や生活の布、そして、Santanu Das氏によるMAKUの装いの品の展示販売の会をOUTBOUNDにて行います。

今回は、薄手のカディが涼やかなCALICOの定番のラージャスターンワンピースをはじめ、 Sufiyan Ismail Khatri氏の工房で染められたアジュラックを用いたソニドレスや新柄のはぎシャツ、ロールアップで表情を変えられるロンパンツ、MAKUからはバンダニ染めのシルクドレスや軽やかなジャムダニ織のコットンドレスなど、夏を快適に過ごす装いの品が色々と登場いたします。

皆さまのお越しをお待ちしております。

*SNSとWEBのみでの告知にて失礼致します。

IFUJI展 “100 Boxes”

IFUJI展 “100 Boxes”
2023年5年20日[土] – 5月29日[月]|11:00 – 19:00|23日[火]休み
長野県松本市を拠点とする木工家の井藤昌志氏が主宰する、“IFUJI”の木製品の展示販売会を開催致します。
定番のサクラ、カエデの草木染めや三度黒など、オーバルボックスの様々なバリエーションを軸に、新作のイタリアンスクエアプレートをはじめとしたテーブルウェアも数多く登場します。
皆様のお越しをお待ちしております。

AREA81  handmade shoes 革のサンダル展示受注会

「AREA81  handmade shoes 革のサンダル展示受注会」
2023年5月12日[金]-15日[月] 11:00-19:00

ハンドメイドの靴工房、AREA81  handmade shoesによる、革のサンダルの展示受注会をOUTBOUNDにて開催いたします。
デザイン、サイズ、仕様違いで約50足のサンプルからご試着頂き、その場で足を計測、調整内容を検討し、広島の工房にてお作りします。
昨年に引き続き、馬革のしなやかさが光るレザーエプロンと巾着ポーチも登場いたします。

素足で履くアンクルバックタイプは6月下旬から7月頃までのお渡しを、ダブルモンクやバックストラップ等、ソックスと合わせても履いていただけるタイプは8月中旬〜下旬頃のお渡しを目指して製作いたします。モンクストラップやレースアップの短靴、Tストラップシューズなどは8月下旬〜9月頃のお渡し予定です。

本会に合わせて、夏の足下を引き立てるsamuloによる1点もののアンクレットも登場致します。
併せてご覧頂けましたら幸いです。

MITTAN  “なお着続ける服”

MITTAN  “なお着続ける服”
2023年4月15日[土]– 4月23日[日]|11:00 – 19:00|18日[火]休み

ブランド設立以来、定番品を継続的に生産する姿勢と、経年後の表情を見据えた素材選び、そして自社製品の修繕や染め直しなどを通し、愛着とともに長く着続けられる衣服のあり方を追求する、三谷武氏によるMITTANの製品を展示販売致します。

今回は、涼感とシルエットの美しさを両立させた当店別注の大麻パンツ2のほか、豊富な色展開を揃えた従来型の大麻パンツなど、軽やかなボトムスを数多くご用意しております。他にも、竹素材の半袖シャツや大麻プルオーバー、カディワイドシャツなど、夏を快適に過ごすための様々な品が登場致します。
皆様に袖を通して頂けましたら幸いです。

*MITTANの製品は弊店オンラインストアでもご紹介しております。
https://mendicus.com/

“tribe” 西・中央アジアの遊牧民による敷物と袋物

“tribe” 西・中央アジアの遊牧民による敷物と袋物
2023年4月1日 [土] – 4月10日 [月]|11:00 – 19:00|4日[火]休み

絨毯を軸とした、風土が織りなす染織文化の魅力を伝える“tribe”の榊龍昭氏が収集する、敷物と袋物の展覧会を開催いたします。
今回はトルクメン、バルーチ、タイマニといった西・中央アジアの遊牧民による生活の道具としての様々なラグをはじめ、バーリシト(運搬や収納、クッションを兼ねた長方形の袋)や、サドルバッグ(鞍掛け袋)などの袋物やその表皮が多く登場いたします。
その文様の魅力、そして豊かな艶と手触りを、是非お確かめ下さい。

tribe 榊龍昭さんの在廊予定日は、下記よりご確認頂けます。
Instagram|@tribesakaki36

Shiori Mukai Textile ”Block Mon Yoh”

Shiori Mukai Textile ”Block Mon Yoh”

2023年3月18日[土] – 3月27日[月]|11:00 – 19:00|会期中無休

インド北西部のカッチ地方に伝わる「アジュラック」と呼ばれる木版捺染の技術を独自に発展させた染め布づくりに励む、向井詩織氏の個展を開催します。
美大在学中から卒業後にかけて現地に通い続け、職人達に混ざって技術を吸収していった彼女は、数年前にはSufiyan Ismail Khatri氏と正式に契約を交わし、工房初の外国人ブロックプリンターとしてその活動を本格化させています。
向井氏の制作の特徴ともいえる、染料の「擦れ」や「滲み」を表現の手段として積極的に取り入れていく一貫した姿勢と、幾何学模様の大胆な「ほぐし」は、従来のアジュラックづくりの価値観から大きく逸脱するものとして当初は理解が得られにくかったといいます。しかし近頃は徐々に工房のデザインにもその手法が採り入れられるなど、周囲に影響を与える存在になりつつあります。
およそ3年ぶりとなる今回は、昨年のカッチ滞在時に新たに挑戦した板締めや絞り染めの作品も発表いたします。
しなやかな躍動感と、柔らかな文様のゆらぎに触れて頂けましたら幸いです。

向井詩織氏 在廊予定 3月18日,19日

飛松灯器 飛松弘隆展

飛松灯器 飛松弘隆展
2023年2月23日[木祝]- 3月12日[日]|11:00 – 19:00|2月28日,3月7日[火]休み

物づくりと暮らしが隣り合う東京の下町にて、磁器の透光性を生かした照明づくりを展開する、飛松弘隆氏による飛松灯器の展覧会を開催いたします。

石膏型に泥漿を鋳込む成形方法は量産向けの効率的な手法という見方が主流のなか、実際に製作現場を目の当たりにすると、各工程における繊細な配慮が一つでも欠けると全てが無に帰すという、近道の無い物作りであることが判ります。

今回の展覧会では、飛松灯器の定番の照明全てのシリーズと、焼くと縮むという陶磁器の性質を生かした、収縮率をサイズピッチに転換したカップのバリエーションが登場いたします。

氏が追及する、鋳込みの仕事ならではの試みをご覧頂けましたら幸いです。

飛松弘隆氏 在廊予定 2月23日終日,2月26日,3月5日,12日 15時より19時まで

Forest shoemaker

「Forest shoemaker」2023年2月4日 [土] – 2月20 [月]|11:00 – 19:00|7日,14日[火]休み
長野県北安曇野郡を拠点に、装具学に影響を受けた靴作りに取り組む松下宏樹さんと彩さんによる、フォレストシューメーカーの展示受注会を開催致します。一枚の革で足を包み込む “斜め紐タイプ”、オーソドックスな印象の“真ん中紐タイプ”、装着感と着脱のしやすさを両立した“ストラップタイプ”、柔らかな履き心地の“y-shoes”のサンプルを全てお試し頂けます。また、今回はyシリーズのバリエーションとして、足入れのしやすさを追求した“y-sabot”が登場します。
併せて、会期中はご愛用のフォレストの靴の修理、調整等のご相談も承っております。皆様のご来場をお待ちしております。

松下宏樹さん在廊予定|4,5日
松下彩さん在廊予定|18,19日

本受注会期間中に御注文頂きました靴のお渡し時期は、2023年10月から2024年3月頃を予定しております。

写真手前:y-sabot|プエブロ grigio(1年弱経過)

写真奥:真ん中紐 Low|プエブロ grigio(仕上がり直後)

「CALICO & MAKU 東西インドの織りと染めを巡る旅」

「CALICO & MAKU 東西インドの織りと染めを巡る旅」
2023年1月14日[土] -1月30日[月]|11:00-19:00|17日,24日 火曜休|小林史恵氏在廊予定 14日

インド各地に息づく伝統技術や装束への敬意を基に、現代の生活に沿う布製品の継続的生産を展開する、小林史恵氏によるCALICO : the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS の衣服や生活の布、そして、Santanu Das氏によるMAKUの装いの品の展示販売の会をOUTBOUNDにて行います。

今回は、MAKUより登場する待望のメンズシャツ、カッチ地方のブジョディのVankar Shamji Vishram氏とその家族が織り上げたローカルシープウールの生地を用いたCALICOのコート、Sufiyan Ismail Khatri氏の工房にて染められたエリシルクなどのアジュラックショール、ナガランドのMargaret Zinyu氏と共に手掛けた腰機布、定番のソニドレス群、そしてゼロカウントカディの生地をお茶で染めたタックパンツなど、冬から春へと移行していくこの季節を快適に過ごすための品が色々と並びます。

皆さまのお越しをお待ちしております。

*SNSとWEBのみでの告知にて失礼致します。

年末年始のお休みのお知らせ

日頃よりご愛顧いただきまして誠に有難うございます。
12月30日より1月4日まで、年末年始のお休みを頂きます。
年始の営業は1月5日より開始致します。
2023年もどうぞ宜しくお願い致します。

オンラインストア(https://mendicus.com/)でのご注文品の発送とメールのご返信につきましては、1/5(木)以降順次ご対応いたします。

第10回「作用」展

第10回「作用」展
2022年12月21日[水] – 2023年1月9日[月]|11:00 – 19:00|定休日 12月27日[火]|年末年始休業 12月30日 – 1月4日

均さず
象らず
拵えず

非等質性、非形象性、非恣意性を旨とする、
熾された品々を供する場を開きます。

参作家
東 亨
伊藤 敦子
木下 宝
熊谷 幸治
須田 二郎
谷口 聡子
冨沢 恭子
森田 春菜
芳賀 龍一
福井 守
藤崎 均
ますみ えりこ
山崎 大造
山本 あまよかしむ
渡辺 隆之

インド北部と南部の手仕事 二展同時開催企画

Maki Textile Studio | ganga「暮らしを紡ぐ」  

Maki Textile Studio | ganga「暮らしを紡ぐ」     
2022年12月3日[土] – 12月12日[月] | 11:00 – 19:00 | 6日 [火] 休 Photo: Chiaki Maki

インド北部、ヒマラヤ山麓のganga-maki工房の真木千秋さんよりお便りが届きました。

「今年は細幅で折り返し織りをして手縫いで接ぎ合せた大判の布づくりに取り組んでいます。ヒマラヤウールの産地でも昔はそういうものがつくられていました。日本でも織ってつくるものはみな着尺幅から出来てましたよね。着物や角袋、布団地、おねしょ布、雑巾など…。それは機の幅の事情だけでなく、糸を無駄にしたくなかったからということもあるのだと思います。私達もなかなか手に入らない貴重な黒羊の毛を絶対に捨てたくなかったので、このやり方でつくっています」

羽織やブランケットなど多用途にお使い頂ける接ぎあわせの布をはじめ、定番の地機腰巻きやケープベスト、ショールやかけ布など、冬を暖かく過ごすための品が数多く登場いたします。
自然の恵みが織りなす、野趣と洗練が交差するその手触りをお確かめ頂けましたら幸いです。

『夜の木』11刷発売記念 大判シルクスクリーン作品展「物語を紡ぐ」

『夜の木』11刷発売記念 大判シルクスクリーン作品展「物語を紡ぐ」
2022年12月3日[土] – 12月12日[月] | 11:00 – 19:00 | 6日 [火] 休
インド南部 チェンナイの出版社 Tara Booksのハンドメイド絵本の翻訳本『夜の木』11刷(タムラ堂)の刊行を記念した、大判のシルクスクリーン作品の展示と販売を行います。
手漉き紙に刷られたインクの独特な香りと共に、ゴンド民族の人々が紡ぎ出す物語の世界をご覧下さい。