IFUJI|20th Anniversary Exhibition

IFUJI|20th Anniversary Exhibition
2024年4月27日[土] – 5月6日[月]|11:00 – 19:00|30日[火]休み
長野県松本市を拠点とする木工家の井藤昌志氏が主宰する、“IFUJI”の20周年を記念した展覧会を開催致します。
定番のサクラ、カエデの草木染めや三度黒など、オーバルボックスの様々なバリエーションや、トレーやプレートをはじめとしたテーブルウェア、そして新作のスツールやタオルラックといった家具も登場いたします。
皆様のお越しをお待ちしております。

MITTAN  “なお着続ける服”

MITTAN  “なお着続ける服”

2024年4月13日[土]– 4月21日[日]|11:00 – 19:00|16日[火]休み

ブランド設立以来、定番品を継続的に生産する姿勢と、経年後の表情を見据えた素材選び、そして自社製品の修繕や染め直しなどを通し、愛着とともに長く着続けられる衣服のあり方を追求する、三谷武氏によるMITTANの製品を展示販売致します。

今回は、着始めから柔らかな馴染み感のある大麻素材の新型ワンピースをはじめ、強撚の竹素材のパンツや綿麻のスカート、プルオーバーの様々なバリエーション、そしてオーバーサイズのカディシャツや大麻シャツ、その他、軽やかに袖を通して頂ける羽織など、湿度の高い季節を快適に過ごす為の品々が新作・定番問わず数多く揃います。

会場にて、その風合いと着心地をお確かめ頂けましたら幸いです。

*今回はWEBとSNSのみでのご案内にて失礼いたします。

*MITTANの製品は弊店オンラインストアでもご紹介しております。

https://mendicus.com/collections/mittan

“tribe” 西・中央アジアの遊牧民による敷物と袋物

“tribe” 西・中央アジアの遊牧民による敷物と袋物
2024年3月30日 [土] – 4月7日 [日]|11:00 – 19:00|2日[火]休み

絨毯を軸とした、風土が織りなす染織文化の魅力を伝える“tribe”の榊龍昭氏が収集する、敷物と袋物の展覧会を開催いたします。
今回もトルクメン、バルーチ、タイマニといった西・中央アジアの遊牧民による生活の道具としての様々なラグをはじめ、バーリシト(運搬や収納、クッションを兼ねた長方形の袋)や、サドルバッグ(鞍掛け袋)などの袋物やその表皮が多く登場いたします。
その文様の魅力、そして豊かな艶と手触りを、是非お確かめ下さい。

tribe 榊龍昭さん在廊予定日
3/30(土), 31(日), 4/3(水), 5(金), 7(日)

北田浩次郎 個展

北田浩次郎 個展


2024年3月16日 [土] – 3月25日 [月]|11:00 – 19:00|19日[火]休み

大工の弟子として伝統的木造住宅の基礎を学び、その後、宮大工の世界を経て、再び手刻みの家づくりから家具製作まで広く携わり、独立。
現在は大阪の製材所の一角に工房を構え、原木と地続きの環境ならではの作品制作に比重を置く、北田浩次郎氏の東京初個展を開催致します。
削り出された塊の野趣と緊張の拮抗を、是非ご覧下さい。

北田浩次郎氏在廊予定|16,17日 

「草」展

「草」展


2024年3月2日 [土] – 3月11日 [月]|11:00 – 19:00|5日[火]休み


草は、あまりにも身近な存在であるがゆえに、普段の生活では見過ごされるか、時には排除の対象となることさえ少なくありません。

しかし、古来より人間は草を食し、繊維を採って縄や布にし、抽出した染料で染め、暮らしの基盤を形成してきました。のみならず、祈願や卜占、境界を示すための標(しるし)に用いるなど、単なる素材以上の存在としても関わってきた歴史があります。また、子供の頃、草は遊びにおける大事な友であったことは忘れてはなりません。

今回、草の稀有な性質に焦点を当て、改めてその奥行きと可能性を問い直す展覧会を開催いたします。

草が誘発する作り手達の創意に触れて頂けましたら幸いです。

参加作家
北原のり子
廣谷ゆかり
ますみえりこ
森田千晶
山本あまよかしむ
山本有加
渡辺隆之

Forest shoemaker

「Forest shoemaker」
2024年2月2日 [金] – 2月26日 [月]|11:00 – 19:00|6日,13日,20日[火]休み

長野県北安曇野郡を拠点に、装具学に影響を受けた靴作りに取り組む松下宏樹さんと彩さんによる、フォレストシューメーカーの展示受注会を開催致します。
一枚の革で足を包み込む “斜め紐タイプ”、オーソドックスな印象の“真ん中紐タイプ”、装着感と着脱のしやすさを両立した“ストラップタイプ”、柔らかな履き心地の“y-shoes”と、足入れのしやすさを追求した“y-sabot”のサンプルを全てお試し頂けます。
併せて、会期中はご愛用のフォレストの靴の修理、調整等のご相談も承っております。
皆様のご来場をお待ちしております。

松下宏樹さん在廊予定|3,4日
松下彩さん在廊予定|10,11日

本受注会期間中に御注文頂きました靴のお渡し時期は、2024年10月から2025年3月頃を予定しております。

写真|Forest shoemaker

CALICO & MAKU 東西インドの織りと染めを巡る旅

「CALICO & MAKU 東西インドの織りと染めを巡る旅」
2024年1月13日[土] -1月29日[月]|11:00-19:00|16日,23日 火曜休|小林史恵氏在廊予定 13日

インド各地に息づく伝統技術や装束への敬意を基に、現代の生活に沿う布製品の継続的生産を展開する、小林史恵氏によるCALICO : the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS の衣服や生活の布、そして、Santanu Das氏によるMAKUの装いの品の展示販売の会をOUTBOUNDにて行います。

今回は、カッチ地方のブジョディのVankar Shamji Vishram氏とその家族が織り上げたローカルシープウールの生地を用いたショールやCALICOのコート、SIDRクラフトとCALICOの協業による、バンダニと呼ばれる伝統的絞り染めを施したカディのスカーフ、Sufiyan Ismail Khatri氏の工房にて染められたアジュラックショールや、CALICO定番のソニドレス群、MAKUからはコットンウールのドレスやカディのメンズシャツなど、冬から春へと移行していくこの季節を快適に過ごすための品が色々と並びます。

皆さまのお越しをお待ちしております。

*SNSとWEBのみでの告知にて失礼致します。

第11回「作用」展

第11回「作用」展
2023年12月20日[水] – 2024年1月8日[月]|11:00 – 19:00|

定休日 12月26日[火]|年末年始休業 12月31日 – 1月4日

「素に応え、愉に験ず」

参加作家
東 亨
石川昌浩
伊藤 敦子
金森正起
北田浩次郎
熊谷 幸治
田中良和
谷口聡子
冨沢 恭子
西村優子
森田千晶
森田 春菜
芳賀 龍一
福井 守
藤崎 均
ますみ えりこ
山崎 大造
山野アンダーソン陽子
渡辺 隆之
横内 みえ

Maki Textile Studio | ganga「暮らしを紡ぐ」

Maki Textile Studio | ganga「暮らしを紡ぐ」     
2023年12月2日[土] – 12月17日[日] | 11:00 – 19:00 | 5日,12日 [火] 休 Photo: Chiaki Maki

インド北部、ヒマラヤ山麓のganga-maki工房の真木千秋さんよりお便りを頂きました。

「昨年の冬、ラケッシュがヒマーチャル・プラデーシュ州を旅しました。今まで訪れたヒマラヤウールの里よりもさらに山奥のカルパという村です。
そこでは、人々が自分たちの暮らしで使うための糸をスピンドル(紡錘車)だけで手紡ぎしていて、そこで糸を紡いでもらう事をはじめました。
風合いがまた違ってなかなか面白いので、皆さんにご覧頂けるのが楽しみです」

今回、定番のかけ布や腰巻き、衣やストールなどの他、独特な風合いを持つカルパの糸を用いたケープベストやコート、そしてラグなど、冬を暖かく過ごすための品が色々と登場致します。
自然の恵みがもたらす手触りを、お確かめ頂けましたら幸いです。


samulo|jewelry exhibition

samulo|jewelry exhibition
2023年11月18日[土] – 11月27日[月] |11:00 – 19:00|21日火曜休み
samulo 宮本和昌氏 在廊予定日 11/18,19

長い時のなかで摩滅した銀貨、インド中東部オリッサに暮らすボンダの人々の装身具の欠片、ミャンマー最古の都市社会を形成したピュー王国時代の水晶、古代ローマ時代に加工されたガーネット、地中にて白化したカーネリアン、サハラ砂漠の踊り子達の護符、イエメンのユダヤ人銀細工師によるオールドシルバービーズなど、様々な土地の気配を帯びた要素から成る、samulo のジュエリーの展覧会をOUTBOUNDにて開催いたします。異なる時代の人々の手から生まれた素材同士の響き合いをどうぞお楽しみ下さい。

OUTBOUND
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-7-4-101
0422-27-7720

*今回はWEBとSNSのみでのご案内にて失礼いたします。

MITTAN  “なお着続ける服”

MITTAN  “なお着続ける服”
2023年10月28日[土]– 11月5日[日]|11:00 – 19:00|31日[火]休み

ブランド設立以来、定番品を継続的に生産する姿勢と、経年後の表情を見据えた素材選び、そして自社製品の修繕や染め直しなどを通し、愛着とともに長く着続けられる衣服のあり方を追求する、三谷武氏によるMITTANの製品を展示販売致します。

今回は、ウールシルクキャメル素材のゆったり目の半纏コートや半纏ブルゾン、やや厚地になったウールリバーコート厚、新型の圧縮ウールニットフードコートや中綿刺し子織羽織コートなど、今季初登場の羽織類が色々と登場します。また、ウルグアイセーターやベビーカシミアセーターに加え、新しいアルパカセーターなど、来たる冬を暖かく迎える品物が新作・定番問わず数多く揃います。

併せて、修繕と染め直しの取り組みに焦点を当てた、MITTANの思想を伝える書籍を販売いたします。

皆様にご覧頂けましたら幸いです。

*今回は、WEBとSNSのみでのご案内にて失礼いたします。

*MITTANの製品は弊店オンラインストアでもご紹介しております。

https://mendicus.com/collections/mittan


成田久|皺襞の閾

成田久|皺襞しゅうへきしきい
2023年10月7日[土]- 10月23日[月]|10,17 火休|
11:00-19:00

襞を寄せては、ひたすらミシンを走らせる。
その繰り返しにより、柔らかで平坦だった布は、次第に硬く陰影豊かな質感を帯びていく。

ありふれた素材への単純な操作の連続の末に生まれるこれらの衣や袋は、もはやありふれたところから最も遠い存在へと変容した姿として目の前に差し出される。

手をつねに動かしているかのような成田久氏を駆動し続けているのは、行為の集積が或る地点を超えた時にものが別次元へと移行する、その際目を探ることへの興味なのかもしれない。

成田久氏在廊予定:
10/7 11時-17時, 10/15 12時-19時, 10/22 12時-19時

Atelier Autodidacts Anti-Algorithmsマリの泥染布「Bogolan」の現代における伝承

Atelier Autodidacts Anti-Algorithms
マリの泥染布「Bogolan」の現代における伝承
2023年9月16日[土]- 10月2日[月]|19,26休|11:00 – 19:00

Atelier Autodidacts Anti-Algorithms (AAAA) は、詩情豊かな写真と確かな物質感が印象的な書籍で知られるBirgitta De Vos氏がクリエイティブ面でサポートする、西アフリカのマリ共和国の人々と共に立ち上げたブランドです。

アムステルダムを拠点に、マリの職人たちと市場を橋渡しするSamantha IJsbrandy氏をはじめ、複数の人々との協業により2019年よりこのプロジェクトは始まりました。

マリの伝統文化の象徴ともいえる、Bogolan(Bògòlanfini)と呼ばれる泥染めの布は、薬効成分のある土地の植物が染料として用いられています。そのため、狩猟や祭祀、女性の通過儀礼や出産直後などの際に身に纏い、危険や災いを吸収する「薬布」として受け継がれてきました。

AAAAによるボゴランは、綿花の摘み取りから始まり、手で紡いだ糸を地機で織り、染めには地元の草木と発酵させたニジェール川の川底の泥を用いる伝統的な手法によって生み出されています。

OUTBOUNDではこの度、AAAAによるボゴランのテキスタイルトーテムの展覧会を開催いたします。

伝統の息遣いと同時代的な感覚が共存する、現代における継承の在り方を、ご覧頂けましたら幸いです。

AAAA web site

第六回「装身具」展

第六回「装身具」展
2023年8月26日 [土] – 9月11日[月]|11:00 – 19:00|8月29日,9月5日休み

古代より人々が身に付けてきた装身具。本能的な装飾欲求を満たす目的に加え、災厄の侵入を防ぐ結界として、或いは身分や帰属集団を表す記号、時には個人的な想いを運ぶ容れ物として、時代と共に様々な意味合いを帯びながら人類の歴史に密接に関わってきたこの存在を、改めて捉え直す展覧会を開催致します。
4名の作家によるそれぞれの解釈を、皆様にご覧頂けましたら幸いです。

参加作家
伊藤敦子
ますみえりこ
丸山聡子
ノモトミサキ

熊谷幸治|轆轤と轆轤以前

熊谷幸治|轆轤と轆轤以前

2023年8月11日[金] – 8月21日[月]| 11:00 – 19:00|15日[火]休 

山梨の上野原にて土器作りに取り組む熊谷幸治氏の元を訪ね、目下の関心事を色々と伺いました。

轆轤に向かう時間は愉しみとして継続する一方、ここしばらくは、戦後ひと頃まで京都盆地の一部で残存していたという女性たちによるカワラケ(土師器皿)の製法解明に注力していたという熊谷氏。埋蔵文化にまつわる様々な資料に目を通しては、実際に手を動かし検証を続けた結果、作り手としてある確信を得たとのことです。

今回は、肘打ちや木製円盤を用いたその古式技法による碗や皿をはじめ、手捻りの大皿、板成形の薄皿、そして轆轤成形の壺や碗など、多様な製法からなる土器が並びます。

どんな形を作るかという問題以上に、どのように作られているかという、素材との関わり方そのものが物の印象を決定付けると考える、氏の試みに触れて頂けましたら幸いです。