MITTAN  “なお着続ける服”

MITTAN  “なお着続ける服”
2023年4月15日[土]– 4月23日[日]|11:00 – 19:00|18日[火]休み

ブランド設立以来、定番品を継続的に生産する姿勢と、経年後の表情を見据えた素材選び、そして自社製品の修繕や染め直しなどを通し、愛着とともに長く着続けられる衣服のあり方を追求する、三谷武氏によるMITTANの製品を展示販売致します。

今回は、涼感とシルエットの美しさを両立させた当店別注の大麻パンツ2のほか、豊富な色展開を揃えた従来型の大麻パンツなど、軽やかなボトムスを数多くご用意しております。他にも、竹素材の半袖シャツや大麻プルオーバー、カディワイドシャツなど、夏を快適に過ごすための様々な品が登場致します。
皆様に袖を通して頂けましたら幸いです。

*MITTANの製品は弊店オンラインストアでもご紹介しております。
https://mendicus.com/

“tribe” 西・中央アジアの遊牧民による敷物と袋物

“tribe” 西・中央アジアの遊牧民による敷物と袋物
2023年4月1日 [土] – 4月10日 [月]|11:00 – 19:00|4日[火]休み

絨毯を軸とした、風土が織りなす染織文化の魅力を伝える“tribe”の榊龍昭氏が収集する、敷物と袋物の展覧会を開催いたします。
今回はトルクメン、バルーチ、タイマニといった西・中央アジアの遊牧民による生活の道具としての様々なラグをはじめ、バーリシト(運搬や収納、クッションを兼ねた長方形の袋)や、サドルバッグ(鞍掛け袋)などの袋物やその表皮が多く登場いたします。
その文様の魅力、そして豊かな艶と手触りを、是非お確かめ下さい。

tribe 榊龍昭さんの在廊予定日は、下記よりご確認頂けます。
Instagram|@tribesakaki36

Shiori Mukai Textile ”Block Mon Yoh”

Shiori Mukai Textile ”Block Mon Yoh”

2023年3月18日[土] – 3月27日[月]|11:00 – 19:00|会期中無休

インド北西部のカッチ地方に伝わる「アジュラック」と呼ばれる木版捺染の技術を独自に発展させた染め布づくりに励む、向井詩織氏の個展を開催します。
美大在学中から卒業後にかけて現地に通い続け、職人達に混ざって技術を吸収していった彼女は、数年前にはSufiyan Ismail Khatri氏と正式に契約を交わし、工房初の外国人ブロックプリンターとしてその活動を本格化させています。
向井氏の制作の特徴ともいえる、染料の「擦れ」や「滲み」を表現の手段として積極的に取り入れていく一貫した姿勢と、幾何学模様の大胆な「ほぐし」は、従来のアジュラックづくりの価値観から大きく逸脱するものとして当初は理解が得られにくかったといいます。しかし近頃は徐々に工房のデザインにもその手法が採り入れられるなど、周囲に影響を与える存在になりつつあります。
およそ3年ぶりとなる今回は、昨年のカッチ滞在時に新たに挑戦した板締めや絞り染めの作品も発表いたします。
しなやかな躍動感と、柔らかな文様のゆらぎに触れて頂けましたら幸いです。

向井詩織氏 在廊予定 3月18日,19日

飛松灯器 飛松弘隆展

飛松灯器 飛松弘隆展
2023年2月23日[木祝]- 3月12日[日]|11:00 – 19:00|2月28日,3月7日[火]休み

物づくりと暮らしが隣り合う東京の下町にて、磁器の透光性を生かした照明づくりを展開する、飛松弘隆氏による飛松灯器の展覧会を開催いたします。

石膏型に泥漿を鋳込む成形方法は量産向けの効率的な手法という見方が主流のなか、実際に製作現場を目の当たりにすると、各工程における繊細な配慮が一つでも欠けると全てが無に帰すという、近道の無い物作りであることが判ります。

今回の展覧会では、飛松灯器の定番の照明全てのシリーズと、焼くと縮むという陶磁器の性質を生かした、収縮率をサイズピッチに転換したカップのバリエーションが登場いたします。

氏が追及する、鋳込みの仕事ならではの試みをご覧頂けましたら幸いです。

飛松弘隆氏 在廊予定 2月23日終日,2月26日,3月5日,12日 15時より19時まで

Forest shoemaker

「Forest shoemaker」2023年2月4日 [土] – 2月20 [月]|11:00 – 19:00|7日,14日[火]休み
長野県北安曇野郡を拠点に、装具学に影響を受けた靴作りに取り組む松下宏樹さんと彩さんによる、フォレストシューメーカーの展示受注会を開催致します。一枚の革で足を包み込む “斜め紐タイプ”、オーソドックスな印象の“真ん中紐タイプ”、装着感と着脱のしやすさを両立した“ストラップタイプ”、柔らかな履き心地の“y-shoes”のサンプルを全てお試し頂けます。また、今回はyシリーズのバリエーションとして、足入れのしやすさを追求した“y-sabot”が登場します。
併せて、会期中はご愛用のフォレストの靴の修理、調整等のご相談も承っております。皆様のご来場をお待ちしております。

松下宏樹さん在廊予定|4,5日
松下彩さん在廊予定|18,19日

本受注会期間中に御注文頂きました靴のお渡し時期は、2023年10月から2024年3月頃を予定しております。

写真手前:y-sabot|プエブロ grigio(1年弱経過)

写真奥:真ん中紐 Low|プエブロ grigio(仕上がり直後)

「CALICO & MAKU 東西インドの織りと染めを巡る旅」

「CALICO & MAKU 東西インドの織りと染めを巡る旅」
2023年1月14日[土] -1月30日[月]|11:00-19:00|17日,24日 火曜休|小林史恵氏在廊予定 14日

インド各地に息づく伝統技術や装束への敬意を基に、現代の生活に沿う布製品の継続的生産を展開する、小林史恵氏によるCALICO : the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS の衣服や生活の布、そして、Santanu Das氏によるMAKUの装いの品の展示販売の会をOUTBOUNDにて行います。

今回は、MAKUより登場する待望のメンズシャツ、カッチ地方のブジョディのVankar Shamji Vishram氏とその家族が織り上げたローカルシープウールの生地を用いたCALICOのコート、Sufiyan Ismail Khatri氏の工房にて染められたエリシルクなどのアジュラックショール、ナガランドのMargaret Zinyu氏と共に手掛けた腰機布、定番のソニドレス群、そしてゼロカウントカディの生地をお茶で染めたタックパンツなど、冬から春へと移行していくこの季節を快適に過ごすための品が色々と並びます。

皆さまのお越しをお待ちしております。

*SNSとWEBのみでの告知にて失礼致します。

年末年始のお休みのお知らせ

日頃よりご愛顧いただきまして誠に有難うございます。
12月30日より1月4日まで、年末年始のお休みを頂きます。
年始の営業は1月5日より開始致します。
2023年もどうぞ宜しくお願い致します。

オンラインストア(https://mendicus.com/)でのご注文品の発送とメールのご返信につきましては、1/5(木)以降順次ご対応いたします。

第10回「作用」展

第10回「作用」展
2022年12月21日[水] – 2023年1月9日[月]|11:00 – 19:00|定休日 12月27日[火]|年末年始休業 12月30日 – 1月4日

均さず
象らず
拵えず

非等質性、非形象性、非恣意性を旨とする、
熾された品々を供する場を開きます。

参作家
東 亨
伊藤 敦子
木下 宝
熊谷 幸治
須田 二郎
谷口 聡子
冨沢 恭子
森田 春菜
芳賀 龍一
福井 守
藤崎 均
ますみ えりこ
山崎 大造
山本 あまよかしむ
渡辺 隆之

インド北部と南部の手仕事 二展同時開催企画

Maki Textile Studio | ganga「暮らしを紡ぐ」  

Maki Textile Studio | ganga「暮らしを紡ぐ」     
2022年12月3日[土] – 12月12日[月] | 11:00 – 19:00 | 6日 [火] 休 Photo: Chiaki Maki

インド北部、ヒマラヤ山麓のganga-maki工房の真木千秋さんよりお便りが届きました。

「今年は細幅で折り返し織りをして手縫いで接ぎ合せた大判の布づくりに取り組んでいます。ヒマラヤウールの産地でも昔はそういうものがつくられていました。日本でも織ってつくるものはみな着尺幅から出来てましたよね。着物や角袋、布団地、おねしょ布、雑巾など…。それは機の幅の事情だけでなく、糸を無駄にしたくなかったからということもあるのだと思います。私達もなかなか手に入らない貴重な黒羊の毛を絶対に捨てたくなかったので、このやり方でつくっています」

羽織やブランケットなど多用途にお使い頂ける接ぎあわせの布をはじめ、定番の地機腰巻きやケープベスト、ショールやかけ布など、冬を暖かく過ごすための品が数多く登場いたします。
自然の恵みが織りなす、野趣と洗練が交差するその手触りをお確かめ頂けましたら幸いです。

『夜の木』11刷発売記念 大判シルクスクリーン作品展「物語を紡ぐ」

『夜の木』11刷発売記念 大判シルクスクリーン作品展「物語を紡ぐ」
2022年12月3日[土] – 12月12日[月] | 11:00 – 19:00 | 6日 [火] 休
インド南部 チェンナイの出版社 Tara Booksのハンドメイド絵本の翻訳本『夜の木』11刷(タムラ堂)の刊行を記念した、大判のシルクスクリーン作品の展示と販売を行います。
手漉き紙に刷られたインクの独特な香りと共に、ゴンド民族の人々が紡ぎ出す物語の世界をご覧下さい。

須田二郎展「森の木の器」

須田二郎展「森の木の器」
2022年11月23日[水] – 11月27日[日]|11:00 – 19:00|会期中無休

「都会でいろいろなものに守られて暮らしていると忘れてしまうんだけど、真っ裸で自然と向き合っている人もいるんだっていう、そういう感覚が皆ないんだよね」という、須田二郎さんの言葉にどきりとした。

近頃は、神社の林で立ち枯れて倒れる恐れがある樹を定期的にボランティアで伐採している須田さん。チェーンソーを携えて地上30メートル近くまでロープで登る、危険と隣り合わせの仕事である。

「誰かがやらなきゃいけないけど、誰もやらないからね。もともと雑木林というのは使い減りしない持続可能な資源の供給元なのに、どんどん楢枯れで駄目になってきていて、今はそこに代わる理想の森について考えなくてはならない時に来ているのに、殆ど興味を持たれない」と呟く。

「森や農業について考えることは、経済に支配される人生から自由になる道筋の発見に繋がること」と説く、須田さんの木の器づくりを通した取り組みをご覧頂けましたら幸いです。

須田二郎さん在廊予定:23日 終日, 27日 夕刻まで

Dove & Olive|革の道具

Dove & Olive|革の道具
2022年11月5日 土曜 – 11月20日 日曜|8日, 15日 火曜休|11:00 – 19:00
岡山県倉敷市にて植物鞣しの革を素材とした道具作りに取り組む、小野一さんによるDove&Oliveの展覧会を開催致します。
柔らかな印象のショルダーバッグや息の長い定番の長財布、端正な佇まいのサコッシュやブリーフケースといった品々が並ぶほか、会期限定の企画としてクレイジーカラーの帆布製リュックの色指定オーダーを承ります。
OUTBOUNDでは10年ぶりとなるこの機会を、どうぞお見逃しなく。

小野一さん在廊予定 11/5,6

MITTAN  “なお着続ける服”

MITTAN  “なお着続ける服”
2022年10月15日[土]– 10月23日[日]|11:00 – 19:00|18日[火]休み

ブランド設立以来、定番品を継続的に生産する姿勢と、経年後の表情を見据えた素材選び、
そして自社製品の修繕や染め直しなどを通し、愛着とともに長く着続けられる衣服のあり方を追求する、
三谷武氏によるMITTANの製品を展示販売致します。

今回は、中綿刺子織ジャケットなどの軽快な羽織りから、しっかりと寒さを防ぐ半纏ロングコートや丹前コート、
ウルグアイウールやカシミヤのニットなど、暖かな冬を迎える為の品が数多く登場する予定です。

皆様に袖を通して頂けましたら幸いです。

*MITTANの製品は弊店オンラインストアでもご紹介しております。
https://mendicus.com/collections/mittan

福井守|連関と呼応

福井守|連関と呼応
2022年9月23日[金]– 10月10日[月]|11:00 – 19:00|9月27日,10月4日[火]休み
 
例えば強風で倒れた幹や支柱に巻き付いた蔓など、様々な関係性を通して手元に収まった木々との縁を起点とする福井守氏の仕事は、個々に刻まれた痕跡を手掛かりに、それぞれの固有性の芯を抽出する試みであると考えます。
その姿勢は、取り換えの効く素材をコントロール下に置き、自己内に生成したイメージで覆い尽くす方向性とは大きく異なります。
あくまでも目の前の存在に対する応答として介在し、対象の整理に努める氏の態度には、受動と能動の重なりを見ることが出来るかもしれません。
皆様にお確かめ頂けましたら幸いです。

福井守氏在廊予定につきましては、下記のSNSアカウントよりご確認頂けましたら幸いです。

instagram @mamorufukui

第五回「装身具」展 

第五回「装身具」展 

2022年9月3日 [土] – 9月19日[月]|11:00 – 19:00|6日,13日 [火]休み

古代より人々が身に付けてきた装身具。

本能的な装飾欲求を満たす目的に加え、

災厄の侵入を防ぐ結界として、

或いは身分や帰属集団を表す記号、

または個人的な想いを運ぶ容れ物として、

時代と共に様々な意味合いを帯びながら

人類の歴史に密接に関わってきたこの存在を、

改めて捉え直す展覧会を行います。

参加作家

伊藤敦子

ますみえりこ

谷口聡子

熊谷幸治展 気晴らしとしての轆轤

熊谷幸治展 気晴らしとしての轆轤
2022年8月20日 [土] – 8月29日[月]| 11:00 – 19:00|23日[火] 休

山梨県上野原市にて土器作りを続ける熊谷幸治氏の展覧会を開催致します。
「作品を作っているという意識でない時の方が良いものが生まれる」という熊谷氏。
とりわけ、轆轤をひく行為そのものが没頭できる最高の暇つぶしであるという。
今回は、その没入の時間から生まれた品々が広く登場いたします。

20,21日は熊谷氏が小型の轆轤を持参して在廊いたします。
ご希望の方はどなたでも轆轤体験をして頂けます(形を作ったのちにまた崩して頂き、焼成はいたしません)。
どうぞ皆様で気晴らしにお出かけください。

<インスタ轆轤ライブ>
熊谷氏の轆轤デモンストレーションと、店主のほぼ初めての轆轤体験の様子をお届けいたします。
8月20日22:00より

https://www.instagram.com/kazutokobayashi/?hl=ja

*今年の熊谷幸治展はWEBとSNSのみの告知にて失礼いたします。